姿勢は勉強のやる気・成績に影響する!悪い姿勢は悪影響!


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姿勢は勉強のやる気・成績に影響する!悪い姿勢は悪影響!

正しい姿勢は勉強のやる気・成績に影響する!

勉強をはじめてもすぐに集中が切れて、ダラダラとしてしまう時間が増えてしまう。
メリハリのついた勉強と休憩になかなかできない…
それはもしかしたら姿勢が関係しているかもしれません。
この記事では、何故悪い姿勢が勉強によくないのか?良い姿勢とは何なのか?
また良い姿勢にするための姿勢改善の補助器具などを紹介いたします。

悪い姿勢より良い姿勢の方が問題の正解率、解答率が良いとされています。
この事実には根拠があり、客観的なデータにも現れております。

ある姿勢と学力の関係を調査した研究によると、5年生における良い姿勢と悪い姿勢で計算問題を解く実験をしたところ、正解率が8.6%、解答率が8.1%姿勢が良い方が数字があがったという結果が出ております。

姿勢がよくなるだけで点数が上がるのであれば、姿勢を改善しようとする気がより出てきたのではないでしょうか?
長期的に姿勢を正すことで成績・学力アップを目指すこともできます。
長期的な効果を考えるのであれば、身体に負担をかけることなく無意識的に正しい姿勢をとることが習慣化されていることが理想です。
特に勉強時の座り方を意識し姿勢を正すことにより、勉強にふさわしい姿勢を身につけましょう。
それではお子様が正しい姿勢を身につけて勉強へのやる気を喚起するためにどのような対策をとることができるのか、検討してみましょう。

目次
  1. なぜ悪い姿勢が勉強に影響をするのでしょうか?
  2. 姿勢での椅子の座り方を変え勉強にやる気を
  3. 姿勢の矯正には、椅子の補助器具や猫背矯正ベルト・姿勢改善ベルトがオススメです。
  4. 正しい姿勢を身につけるためのポイント

なぜ悪い姿勢が勉強に影響をするのでしょうか?

姿勢が悪いとやる気もあがりません。

では悪い姿勢とはどのようなものでしょう。
悪い姿勢とは曲がった背骨の状態で一方向に傾いているような姿勢をさしています。
背骨が曲がっていると両肺が圧迫されてしまい呼吸機能が十分発揮されないので、必要な酸素を十分身体に取り込めません。
脳は呼吸で取り込んだ酸素のうち20~25%を必要としますので、酸素が取り入れられなければ脳の働きも悪くなり集中力を持つことが難しくなりやる気にもつながりません。
つまり姿勢が悪い=脳が働かないのは当たり前のことなのです。
また姿勢が悪いと首や腰などに余分に負荷がかかり疲れやすくなります。
やる気がないのではなく、姿勢が悪く疲れているのかもしれません。

姿勢での椅子の座り方を変え勉強にやる気を

良い姿勢と悪い姿勢の図

学校・塾などでは椅子に座って机で勉強をすることが多いため、椅子に座った際の姿勢からよくしていきましょう。
家で子供を椅子に座らせて姿勢を確認し、正しい姿勢で勉強に取り組めるように親御さんがチェックすることは、特に年少のお子様では効果的です。
ポイントは横から見ると後頭部と両肩・骨盤が直線状に並んでいることです。
頭頂部を糸で引っ張られているようなイメージを持つと、無理に意識することなく背筋を伸ばした姿勢を保つことにつながります。
椅子の高さはぴったりと足の裏がつき、膝の角度が90度近くになることにより姿勢を安定しやすくなります。
また正しい姿勢で勉強に取り組むには、床に直接座るスタイルは向いていません。
床に座ると前傾姿勢になりやすいため、正しい姿勢を維持するのが難しいからです。

椅子の補助器具や猫背矯正ベルト・姿勢改善ベルトがオススメです。

ここまで姿勢の正し方を紹介しましたが、なかなか良い姿勢を習慣づけることは難しい面もあります。
それはこれまでの習慣も多く影響しているからです。
多くの方が姿勢を変えようとして、なかなか変えられないということもあるでしょう。
世の中には実際に姿勢をよくする本がたくさん売られているぐらいですから。

そこで少しでも姿勢を楽に変えるために、器具を使うことをオススメいたします。
姿勢を改善する器具には、椅子の補助器具のタイプと体に装着する姿勢改善ベルトのタイプがあります。
椅子の補助器具のタイプですと、椅子にクッションのように置いてそのうえに座るのですが6,000円程度から販売されています。
また姿勢改善ベルトですと1,000~2,000円ほどから販売されておりお手軽に購入できます。

正しい姿勢を身につけるためのポイント

正しい姿勢を身につけることは少し時間がかかりますので、何故姿勢を変えるのか?メリットや良い点をよく伝えておく必要があります。
前述した成績が上がる、やる気が上がるなどがメリットとして考えられるほか、姿勢が良い方がかっこいい・キレイというイメージも伝えておくと良いでしょう。
有名人でも姿勢が良い人、海外の有名人などは姿勢がよいことが多く、憧れの人みたいにと思えばより姿勢を変えようと思えます。
座っているときも歩いているときも、お子さんが良い姿勢を身につけるようにすれば、勉強で机に向かうときにも姿勢を保つことができます。
また勉強をする際は腕を組まないことや頬杖をつかないこと、足を組まないことも、左右に身体を傾けさせないためにも大事です。
家庭では食事時などで親御さん自信が正しい姿勢でお手本になってあげることも大事です。

これまで正しい姿勢の維持と勉強についてのやる気などについて紹介してきました。
姿勢が悪いことによるデメリットとしては、他にもかっこ悪くみえる、太りやすくなる、肩がこる、腰が痛くなる、疲れやすくなるなど様々なものがあります。
姿勢を正すことにより、成績があがるばかりでなく、かっこよくorキレイに見られる、疲れにくくなるなど良いことばかりですので是非習慣づけたいものです。

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