暗記力、記憶力を鍛える・上げる・高める勉強法と習慣とは!?


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暗記力、記憶力を鍛える・上げる・高める勉強法と習慣とは!?

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暗記のために向上させたい、記憶力を上げる・鍛えるコツ

もしも、授業を受けたことや本で読んだことが一度で覚えられたら…
勉強をする際には、誰もがそんなことを一度でも考えたことがあるのではないでしょうか?

入学試験であれ、学校や塾の定期テストの問題であれ、勉強として多く必要になることは知識を詰め込むことであり、暗記をすることです。
ですが暗記は覚えることが苦手な人にとっては非常に苦しい作業です。
頑張ってもなかなか覚えられないと暗記することが段々と嫌になります。
しかし記憶をするにはコツがあり、先生や有名大学の入学者などが暗記のコツを本やブログなどで紹介しています。
これはつまり色々な工夫をすれば記憶力を鍛え向上させることができ成績を上げることが可能ということでもあります。
そこで今回、暗記できるように記憶力を上げるためにはどういった工夫やコツがあるのか、具体的に紹介いたします。
紹介するものはトレーニングとして記憶力を鍛えるのではなく、習慣を変えれば覚えられる使いやすいものが中心となっています。

睡眠をしっかりと確保し、脳を元気に

睡眠をしっかりと確保し、脳を元気に

まず暗記をするのに基本となることがたくさんの睡眠をとることです。
記憶をつかさどるのは脳であり、睡眠不足で脳が疲れているとそもそも暗記をすることが難しくなり、それどころか一時的に覚えたとしてもせっかく勉強した内容を忘れてしまいやすいです。
大人は一日平均に6、7時間も睡眠をとれば十分ですが、育ち盛りとなる子供は毎日8時間かそれ以上の睡眠時間が必要です。
睡眠時間が足りないと徐々に睡眠不足が溜まり、いわゆる睡眠負債がかかった状態になります。
この状態で脳を働かせようとしても暗記するには効率が悪く、そのうえ簡単な計算もミスするなど勉強全体に悪影響が出てきます。
まずは何よりも生活の習慣を見直し、充分な睡眠時間を確保することが重要です。
また睡眠時間と同様に睡眠の質も大切になります。
睡眠時間が長くても疲れが抜けない、夢ばかり見る、授業中や日中眠たい時眠気がある時などは睡眠の質の改善が必要です。
枕や布団などを変えるのも一つの手段ですが、生活習慣を変えることにより睡眠の質をあげることができます。
睡眠の質において大切なことは交感神経をしずめ、副交感神経を活発にすることです。

睡眠する前には以下の点に注意をしましょう。

・寝る前の1時間半前~起きるまではスマホやパソコン、テレビなどの画面を見ない。
これはブルーライトによって交感神経が活性化され活発になるため、寝る前は見ないようにします。
寝る前に勉強をする場合は、PCのディスプレイやスマホではなく暗記カードやテキストを見るようにしましょう

・入浴は布団に入る2時間前までにすませましょう。
また入浴では、夏場は39度、冬場は40度程度の湯に15~20分ほどつかりましょう。
42度以上の湯船に浸かると交感神経が活発化し、眠りに入るまでに時間が必要となるので注意が必要です。

覚えたことを思い出す、復習を繰り返す

【エビングハウスの忘却曲線】というものはご存知でしょうか?
エビングハウスの忘却曲線は、覚えたことは20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%、1ケ月後79%忘れるというものです。
つまり復習を全くしなければ、勉強をした内容は一ヶ月後には21%しか覚えていないということです。
そこでできるだけ忘れてしまう前に復習をする、また後述する音読、書く、人に話す、教えるなどの記憶の定着率が高い行為を行い忘れないようにします。
また勉強の復習で便利なアプリとして「i暗記」を紹介します。
このアプリは定期的に入力した内容をリマインドしてお知らせをしてくれるアプリです。
アプリの画面上でリマインドされた際に覚えたというボタンを押せばリマインドがされなくなるので、余分な復習を減らすことができ効率的な復習を行えます。
記憶に残すためには、何度も思い出すという作業が必要になるため紹介したアプリ「i暗記」は大変便利です。

音読をすることで暗記ができる量が増える

古文や漢文、英語などの暗記で昔から使われてきた学習法の一つに、「音読」があります。
音読はあまり意味が無いように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとても合理的な暗記法であることが近年の研究で判明しております。
何故音読が記憶に残りやすいかといえば、音読は目から入る情報だけでなく「自分の声」という形で耳からも覚えることが出来るからです。
また口を動かすことで、口の動きという形でも情報は脳に伝達されるのです。
記憶というのは脳に出来た回路ですからできるだけ多くの神経を使うことにより回路の一つがふさがって忘れかけても、他の回路で覚えた記憶が生きていて思い出せることがあります。

書くことで暗記力を上げる。

また字を書くことでも記憶力の向上が見込めます。
これは手で書くことにより、運動性記憶として保存されるからです。
水泳や自転車などでも一度覚えてしまえば、意識なく行えるのは運動性記憶によるものです。
そこで手で書くことにより強く記憶に残るのです。

他人に説明する、教えることで記憶力を上げる

他人に勉強について話す、説明する、教えることで平均学習定着率を上げる

【ラーニングピラミッド】というものはご存知でしょうか?
ラーニングピラミッドはアメリカ国立訓練研究所の研究により発表された、学習方法による平均学習定着率の関係です。
講義を受ける 5%
読書 10%
動画を見る 20%
これら学習定着率のなかでも大きな効果を発揮するものが、
他の人と議論をする 50%
教える 90%の高い平均学習定着率がある学習方法です。
そのため勉強をした後は、友達や家族と話す、説明・教えることで学習の定着率を高めましょう。
毎回友達などと時間が作れない場合は、1人で説明をするのも効果があります。
「エア授業」「一人授業」などとも言われ、高学歴芸人として有名なお笑いコンビ「ロザン」の宇治原さんもテレビで紹介をしていました。
なぜなら説明をするには、
1.説明をする内容を思い出す
2.思い出した内容を頭の中でまとめなおす
3.まとめなおしたことを話す(合わせて図などを書いても良いです)
4.自分の説明を聴覚を使い聞く
このように多くの感覚を使いより学習定着率が高まります。
覚えた内容を説明するためには完璧に理解をしていなければなりません。
もし説明をする際にうまく説明できない、不明瞭な点が見つかれば、再度覚え直しをすればより記憶の定着をはかることができます。

人によって暗記の得意不得意はありますが、難解な数学を解くのとは違って、ある程度までは頑張れば誰にでもでき鍛えられるものです。
しかし誰でもある程度できるということは、人よりもたくさん勉強をするか、少しでも効率の良い暗記方法をするなどして差をつけなければ試験ではライバルたちに勝つことができません。
暗記は労力をかければ必ず報われる分野ですので、暗記が苦手というお子さんにはぜひ上記のようなさまざまな工夫でサポートをしてあげましょう。
睡眠など基本的な生活習慣を改善するとともに、手で書く音読する、人と話す、説明をするなどの方法を用いて記憶の定着率を上げることが可能です。
最近では学習アプリなど、移動中でも手軽に使える動画・音声付きのソフトが増えてきています。
通学の途中や休み時間など、スキマ時間を有効に使って覚えることも効果がありますので、必要なら機材を用意してあげましょう。
暗記は継続して行うことがもっとも大切ですから、無理のない範囲で記憶力の向上に努めることをオススメします。
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