伸びる子 伸び悩む子 勉強ができる子、できない子の特長と習慣


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伸びる子 伸び悩む子 - シリーズ私立中講座⑬ -

シリーズ私立中講座

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伸びる子 伸び悩む子

学力がついて成績が伸びる子どももいれば、長時間勉強しているのになかなか伸びない子どももいる。
その違いは何か、何によって差が生じるのか。

中には「一を聴いて十を知る」理解の早いタイプの子どももいるが、大半は日々の生活・学習習慣によって学力が身に付き、また差が生まれてくる。
幼少の時期から伸びる子どもの習慣・姿勢を身につけておけば、親子の学習負担は軽減される。

学習姿勢

①相手の話す内容を最後まで聴く姿勢がある

まず相手の話を最後まできちんと聴く姿勢があるかどうか。
相手の話を最後まで聴かない。話を遮ってすぐに自分の感想や意見を言おうとする。問題を解いて間違えると、教師の説明を最後まで聴こうとせずに、自分の考え方が正しいこと、教師の言う説明や答えがおかしいことを主張する。
そのような子どもはテストでも問題文や指示を最後まで読まないミスが目立つ。
自分の感想、意見を持つことが大切だが、まずその前に、相手の言うことを最後までしっかりと聴いて理解する姿勢!
また自分の考えや答えが絶対に正しいとは限らないこと。これを年少の頃から身につけることが学力向上の第一歩だ!

②忍耐力がある

学習には忍耐力が欠かせない。
時には見たいテレビも我慢して勉強する。よくわからない問題をあきらめずに考え抜く。
この忍耐力があるかないかは普段の子どもの言動で分かる。問題が難しいと「できない」「分からない」を連発する子は忍耐力が不足している。多少のことはがまんする、やるべきことは歯を食いしばってでもやる、という忍耐力、これは学力面だけでなく、子どもの一生の財産になる。
毎日のやるべき学習、あるいは決められた家庭での手伝い、いったん決めたら必ず実行することが、忍耐力の育成につながる。

③一人で行動する

一人で行動する

自分一人で学習、行動できる姿勢があるかどうかも大切だ。
何をするにも友達と一緒、勉強も、教師に質問に行く時も、授業中も友達とべったりでは学力は伸びない。
自分一人で行動、勉強できない場合は、依存心が強く、一人で考え抜こうとする気力が不足している。
勉強は最終的には子ども一人ひとりの孤独な活動。
誰にも頼らず自分自身の頭で答えを出さないといけない。多くの友達と仲良くするコミュニケーション能力、自分一人で行動する自立心、この二つのバランスが必要だ。
いつも友達と一緒ではなく、一人で行動する自覚を作ることが学力向上につながる。

④自分のための学習

何かおどおどしている。
勉強はきちんとこなしているが、なぜかやらされている様子がある。どうして勉強するのか、私立中へ進学するのはなぜか、子ども自身が理解しておらず、ただ親からやらされているという子どもがいる。いつも目は親を向いている。テストの出来具合よりも親の反応をまず気にしてしまう。勉強は親離れ、子離れするチャンス。
小学生だから親の関わりも必要だが、子どもにべったりでは成長の障害になる。高学年になれば思い切って勉強から保護者が手を引くことも学力伸長につながる。また、何のために、誰のために勉強するのか、しっかりと話し合うことが必要だ。

⑤間違えることを恐れない

だれでも勘違いがあり、できない問題もある。
毎回のテストで全ての教科で満点という子どもはいない。間違えたらやり直してできるようにすればいい。その積み重ねで学力が身に付いていく。授業中あてても間違っているからと答えを言わない、ノートを見ようとするとかくして見せない。間違えることに神経質な子どものノートを見ると、字が小さく、薄い字で書いていることが多い。間違えたことを叱責され続けると、このようになる。
だれでも間違える、間違えたら正しい内容を理解していけばいい、間違えることは進歩につながり、恥ずかしいことではない。間違いに対して叱るのではなく、どう対処すればいいか、子どもに教えてあげることが大切だ。

⑥言い訳しない

宿題を確認すると、別のノートにやった、別の紙にやった、宿題はやってあるが新しいノートにかえたと、一体ノートを何冊持っているのかと思う子どもがいる。子どもなりに宿題ができなかった言い訳を考えている。「昨日体調が悪くてできませんでした」という素直な言葉と、言い訳ばかりするのとでは、学習に対する姿勢が違う。
正直に言う子どもは自分の学習に対しても正直だ。分からないことをごまかさない。
言い訳ばかりしていると学習にも言い訳をしてごまかしてしまう。勉強に限らず何事も正直が道を開く。

学習方法

学習方法

①自分で考え抜く

「忍耐力」と関連するが、宿題を解いていて分からないとすぐに解答解説を見て理解したつもりになる。手元に解答解説があれば分からないと、どうしてもつい見てしまう。それで分かったつもりになるが、同様の問題がそのあと自分一人の力では解けない。
教師に質問した後は分かるが、しばらくすると自分では解けない。頭の中にその回路ができていないからだ。解答解説はできれば保護者が管理した方がよい。本当に自分で考え抜いたのかを確認する必要がある。教師への質問もあまりに頻繁であれば、制限した方がよい。

②見直し、やり直し

勉強に限らず何事もやりっぱなしで、その後、見直し、改善がなければ成長しない。
宿題をして答え合わせをするが、間違えた問題はそのまま。テストを受けても点数のみを見て、間違えた問題を再度解こうとしない。なぜバツなのか見直さない。単純なうっかりミスか、本当に理解していない問題か、逆に正解の問題でも偶然あっていたのか、本当に理解していたのかも、見直してやり直していけば確かな学力になっていく。
宿題、テストは、その後の対応で学力の伸びに差がでる。低学年の内からこの見直し、やり直しを親が子どもと一緒にすると、その学習習慣が身についていく。

持ち物

持ち物

①シャープより鉛筆

最近、シャープを使う小学生が増えている。
鉛筆と比べて確かに便利だが落とし穴もある。小学生はシャープの芯がうまく出なかったり、こわれたりすると、それをなおすことに必死になる。勉強どころでない。勉強より自分のシャープが大切だ。耳、目、手はシャープに集中して勉強はさっぱり、時間の無駄になってしまう。またシャープは力をいれてしっかりとした字を書こうとすると芯が折れてしまうことが多い。力をいれなければ元気のない字になってしまう。小学生はできれば鉛筆で学習するのが好ましい。

②きれいすぎるノートは要注意

ノートがとてもきれいに書かれている。
マーカーで色分けして、とてもきれいで一見すると、しっかりと勉強しているように見える。しかし、ノートをきれいにまとめることに力を注いで、内容がほとんど理解していないことがある。
逆にノートは乱雑だが、ポイントはしっかりと押さえている子どももいる。と言ってノートは乱雑でいいというわけではもちろんない。ただ色分けされてきれいすぎるノートには問題があることが多い。いろいろな色のマーカーがいっぱいで筆箱がパンパンな場合は要注意。まずそれを整理することだ。せいぜい赤・青・黄のマーカーがあれば十分。また小学生は、ノートの一行の幅が広いものがいい。細いと字が小さくなり、漢字を正確に書けなくなってしまう。

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