「勉強体力」5つのつけ方 運動が成績を上げる?受験にも有効

「勉強の時間が長く続かない」「集中力がもたない」と悩んでいませんか。
それはもしかすると、集中力がないのではなく、長時間の勉強を支える「勉強体力」が足りていないのかもしれません。
結論:「勉強体力」とは、長時間の勉強を集中して続けられる持続力のこと。
運動の体力と同じで、いきなり長時間はできなくても、短い時間から少しずつ「慣らす」ことで誰でも鍛えられます。この記事では、勉強体力のつけ方5つと、運動が成績アップにつながる理由をあわせて解説します。
受験勉強には体力が欠かせないと言われています。
なぜなら、受験勉強では1日に7時間から8時間以上も勉強することがあり、集中力を維持するためには「勉強体力」と呼ばれる持続的な勉強を支える体力が必要だからです。
これは一般的に言われる「運動の体力」ではなく、「勉強を1日に何時間も続けられる体力」を指しています。
この「勉強体力」は、長時間の勉強が求められる受験勉強において重要ですので、後半で「勉強体力」を向上させる方法を紹介します。また、実は「運動の体力」が「学力」とも関連していることが調査で明らかになりましたので、その点についてもお伝えします。
いくつかの研究によると、「運動能力」が高い人は「学力」も高い傾向があることがわかりました。今回は、ある調査を基に、体力があることで成績が向上するデータや、運動によって記憶力が向上したという結果、受験勉強に必要な体力の養い方についてお話しします。また、基礎体力の向上方法や、受験後の体力回復についても触れていきます。
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- 目次
運動ができる子は勉強もできる傾向にある!運動と学力の相関関係

まず体力がある方が成績も良い傾向にあるという多治見市教育委員会の調査結果を紹介します。
こちらは多治見市を含む3市による調査で小学生1352人、中学生1065人を対象に行われました。
体力合計点をA~Eに分けたグループに対して、国語、算数の正答数を図ったところ、体力合計点の高かったグループは正答数も高く、体力合計点が低いグループは正答数が低いとの相関関係がわかりました。
勉強に運動はプラスの効果がある 勉強の効率を考えれば体を動かすことは大切

またアンダース・ハンセン氏の一流の頭脳という本では、運動と学力の相関関係がさらに詳しく書かれています。
スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究によると、週に2回の体育の授業を受ける生徒と、毎日体育の授業を受ける生徒を比較した結果、毎日体育を受けている生徒の方が学力が高いことがわかりました。
運動の種類については、心拍数が1分間に最大150回まで上がる程度の運動であれば、ランニングだけでなくボール遊びなどの体を動かす活動も効果的だとされています。
体を動かすことが学習にも良い影響を与えると言われていますので、友達と遊んだり運動したいと感じた時には、体を動かすことが大切だとわかります。書籍によれば、10分から40分の息が上がる運動が推奨されているため、誰かと一緒でなくても、一人でウォーキングやランニングを楽しむのも良いでしょう。
受験勉強の合間に友達と遊ぶのは、リフレッシュにもなりますね。
学校の休み時間に体を動かして遊ぶのも、気分転換にぴったりです。
運動にはストレスを解消する効果もあるので、ぜひ取り入れてみてください。
ただし、遊びすぎや体の動かしすぎなどには注意してください。
運動しすぎて勉強の時に眠くならないように適度に運動をしましょう。
勉強で体力は使う?勉強すると疲れる3つの原因
「体を動かしていないのに、勉強するとどっと疲れる」と感じたことはありませんか。実は、勉強でも体力(エネルギー)は確かに使われています。脳は体重のわずか2%ほどしかないにもかかわらず、体全体で使うエネルギーの約20%を消費するとされており、長時間の勉強はそれだけで消耗するのです。
ただし、勉強の「疲れ」は運動による筋肉の疲れとは少し違います。勉強で疲れる主な原因は、次の3つに分けて考えると対策しやすくなります。
①脳の疲れ(エネルギー不足)
脳はブドウ糖をエネルギー源にしています。朝食を抜いたり糖質が不足したりすると、集中力が続かず「頭が働かない」状態になりやすくなります。
②集中力の低下
人間の集中力はもともと長くは続きません。同じ教科をずっと続けると飽きてしまい、実際の疲労以上に「疲れた」と感じやすくなります。
③同じ姿勢による体の疲れ
長時間同じ姿勢で座り続けると、肩・首・腰に負担がかかり、血流も悪くなって眠気やだるさにつながります。適度に体を動かすことが大切です。
つまり「勉強すると疲れる=体力がない」わけではなく、これらの原因に合わせて生活習慣と勉強のしかたを整えれば、長く勉強を続けられる「勉強体力」は誰でも鍛えられます。次の章から、その具体的なつけ方を5つ紹介します。
「勉強体力」のつけ方5つ|今日から少しずつ鍛えよう
それでは、勉強体力を鍛える具体的な方法を5つ紹介します。どれも特別な才能は必要なく、運動の体力づくりと同じで「少しずつ」続けることがポイントです。
勉強体力のつけ方1|勉強時間を少しずつ増やす
この「勉強体力」は、運動に必要な体力と似たようなものです。運動をしていない人が急に42.195kmのフルマラソンを走るのは難しいことは、誰でも理解できるでしょう。42.195kmを走るためには、まず1kmから始めて、次に3km、5km、10km、15kmと少しずつ距離を伸ばしていくことが大切です。
「勉強体力」も同じで、最初は10分の勉強からスタートし、次第に15分、30分、45分、1時間と勉強時間を増やしていくことが必要です。
勉強体力のつけ方2|質の良い睡眠をとる

勉強において体力をつけるためには、勉強時間だけでなく、睡眠や食事も非常に重要です。
42.195kmのフルマラソンを走る人たちの睡眠や食事を考えてみてください。
フルマラソンを走るランナーたちが、寝不足や栄養不足で挑むとは考えにくいですよね。勉強も同じことが言えます。
勉強のためには、睡眠時間や食事がとても大切です。
小学生は9時間、中学生は8時間、高校生は7時間半の睡眠が理想的です。
また、睡眠の質も重要なので、Sleep Meisterのようなアプリを使って良質な睡眠が取れているか確認するのもおすすめです。
良い睡眠を得るためには、22時から2時のゴールデンタイムを意識することが大切です。
勉強体力のつけ方3|栄養バランスのとれた食事をとる
先ほど触れたように、勉強体力を支えるうえで食事も睡眠と同じくらい大切です。脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足すると集中力が続かなくなるため、朝食を抜かず1日3食をしっかりとることを心がけましょう。特に、ごはんやパンなどの主食(炭水化物)でエネルギーを補いつつ、集中力を助けるビタミンB群や、青魚に多いDHAなどをバランスよくとると、長時間の勉強を支えやすくなります。
勉強体力のつけ方4|45分ごとに休憩を取る
そして休憩時間も非常に重要です。人間の集中力は約45分が限界とされているため、45分ごとに休憩を取ることをお勧めします。また、勉強を始めたばかりの時は、15分ごとに休憩を挟むのも効果的です。ベネッセの研究によると、15分の勉強を3回行ったグループは、60分連続で勉強したグループよりも117%も成績が良かったというデータもあります。
勉強体力のつけ方5|飽きない工夫をする
勉強を続けるためには「勉強体力」を養うことが大切です。そのために考慮したいのは「飽きない工夫」です。人間はどんなことでも飽きてしまうことが多いとされています。もし「この勉強はもう飽きた」と感じると、疲れを感じて勉強をやめたくなるかもしれません。そんな時は、気軽に他の教科に切り替えてみるのが良いでしょう。
体力の付け方鍛え方、戻し方 基礎体力があれば勉強にもプラスの効果
私は体力がないので受験を乗り切られるか不安、という方に、体力自体をつける方法も紹介します。
最初のランニングは5分から増やしていく
体力をつけるにはランニングをオススメします。
理由としてはわかりやすく早く体力がつくからです。
最初は5分、それから体力に余裕が出るごとに10分、15分、20分と少しずつ走る時間を増やしましょう。
ただし注意点としましては、足首や膝を傷めないようにすることです。※ルームランナーを推奨
また走りすぎて睡眠時間が増えすぎないようにです。
最初の筋トレは10回から増やしていく
受験に不要そうな筋トレですが役に立つこともあります。
それは運動をしていない場合の脂肪のつきにくさとリカバリーできるスピードの差です。
受験に合格をした際は部活や遊びなどがひかえており筋肉を鍛えておいて損はありません。
腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットなど家でもできる自重トレーニングで行いましょう。
急な筋肉痛にならないように週に2回程度割合で、回数は10回単位で増やしていきましょう。
今回は「体力」と「学力」の相関性と、「勉強体力」について紹介をしました。
毎日体を動かす体力のある人の方が学力も高い傾向にあることがわかりました。
運動自体ストレス発散になるので、遊びなどで体を動かすことはとても良いことがわかります。
受験勉強に必要な「勉強体力」はランニングで走れる距離と同じように少しずつ伸びるため、無理なく増やしていきたいですよね。
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