勉強スケジュールはアプリ等で管理すれば遊びの時間も確保できる!


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勉強スケジュールはアプリ等で管理すれば遊びの時間も確保できる!

勉強スケジュールをして勉強の習慣化と成績アップを狙おう

勉強はしなければいけないと思っていても、
「もっと部活に専念したい」、「もっと友達と遊びたい」、「テレビを見たい」、「ゲームをしたい」
と思われる人も多いでしょう。

勉強をしなくてはならないと思いつつも、勉強が後回しになり、何も手を付けないまま1日が終わったという事を多くの方が経験をしているのではないでしょうか?
他にも、勉強のスケジュールを立てたが、すぐに挫折してしまって諦めた方も多いのではないでしょうか?

しかし1日のスケジュールを把握し、「短時間でも勉強をする習慣」があれば、勉強はもちろん、遊びや部活にも十分時間を確保することができます。

そこで、まずはスケジュールを立てる前に、自分のスケジュールを把握することから始めましょう
後ほど、アプリやツールを使ったスケジュールの把握する方法を紹介します。

そして、無理に時間を空けなくても、電車に乗っている間などのすきま時間や、家に帰宅してからの時間などがあることに気づくことが大切です。
勉強をするにあたって、大事なことは、いきなり長時間勉強をしようとしないことです。
スケジュール通りにできないことがかえってストレスになって、辞めてしまうことが多いからです。

ですので、まずはちょっとした時間でも、毎日の勉強するということを癖付けるようにしましょう。
癖がついていけば、スケジュールを部活や遊びなどやりたいことやりながら、勉強で成績を上げるためにポイントをチェックしてみましょう

目次
  1. アプリやツール、スケジュール帳を使う
  2. 1日のスケジュール帳の書き方 勉強に使える時間を入力・書き込み把握する
  3. 小学生であれば、勉強の時間は毎日少しずつ短時間を基本に
  4. 中学生になったら勉強時間を徐々に増やす
  5. 短時間で区切って、集中力をキープして勉強をする
  6. スケジュール通りに行かない人へ、目標倒れにならない工夫
  7. 復習や暗記は、寝る前などで短い時間で行う
  8. 学力の高い学校や、難関校に行きたい場合は、塾や家庭教師などプロにお願いする

アプリやツール、スケジュール帳を使う

まずは勉強に使える時間・使えない時間を把握しましょう。
スマホのアプリや、インターネットでタイムスケジュールを印刷して使うことが把握しやすいでしょう。

スケジュールの管理アプリとしてオススメは、「Lifebear」や「yahooカレンダー」「googleカレンダー」です。
全て無料なので、安心して使うことができます。

また、スケジュール帳も一日単位、月間のカレンダーのあるタイプが売られているので、そういったものを使うのも良いでしょう。
スケジュール帳のメリットは、持ち運ぶことで学校でも見ることができる点でしょう。

1日のスケジュール帳の書き方 勉強に使える時間を入力・書き込み把握する

1日のスケジュール帳の書き方 勉強に使える時間を入力・書き込み把握する

次に実際にアプリやスケジュール帳に入力・記載をしていきましょう。
学生の方は、平日であれば、学校に行っている時間、通学の時間、部活の時間を入力・記載します。
次に起きる時間、朝学校に行く用意をする時間、ご飯を食べる時間、就寝予定時間、お風呂に入っている時間なども入力をします。

さて、入力したスケジュール表を見ると、意外と時間があることに気づくのではないでしょうか?
例えば、家に帰ってきてから、晩ごはんを食べるまでの間や、晩ごはんを食べてからお風呂に入るまでの間、お風呂に入った後寝るまでの間の時間など。

もちろん上記の時間を、全て勉強使えるわけではありません。
友達と連絡をとったり、遊んだり、テレビやネットや動画を見る時間も必要でしょう。

ですが、時間があるからと、いきなりそこで勉強のスケジュールを立てるのは辞めましょう。
なぜなら、いきなり高い目標では、計画倒れ、目標倒れとなることが多いため、まずは「勉強をする時間は、毎日●時間もある。」と気づくことから始めましょう。

小学生であれば、勉強の時間は毎日少しずつ短時間を基本に

小学生の場合、まだまだ長時間の学習を行える集中力が備わっていないことも考えられます。

そこでまずは、苦だと感じない短時間だけ勉強をし、勉強の習慣がつくような学習スケジュールを作るようにしましょう。

例えば、はじめは「問題集の1ページだけ」とか、「問題を●問解く」、「5分から10分程度で終わるものをする」というように、ハードルをできるだけ低くし、勉強をするということに慣れましょう。

こういったことを習慣づけるためには、1日の簡単な課題を終わった時に、「カレンダーにシールをはる」「スケジュール帳の月間の箇所にチェックをつける」「アプリでチェックをつける」などをし、勉強をしたことを可視化することで、後ほど振り返った時に頑張った自分を認められたり、一日ごとの達成感があがるためです。

ほかにも決まった時間に勉強を取り組むと習慣づけが行いやすいでしょう。
帰ってきたらすぐに勉強をする、17時から勉強をする、お風呂を沸かしている間に勉強をするなど、毎日勉強をする時間やタイミングをあわせることでより習慣づけが可能になります。

後は、勉強は先に済ませてしまうほうが良いでしょう。
というのも、子どもは遊び始めると楽しくて夢中になり勉強の時間がなくなるという理由と、遅い時間の方が疲れがたまり意思が弱くなるからです。

中学生になったら勉強時間を徐々に増やす

中学生頃から、勉強の難易度があがる、中間テストや期末テストなどが増えることもあり、勉強時間を少しずつ増やしていくようにしましょう。

もし、勉強の習慣化がない場合は、前述した小学校の勉強の仕方を取り入れてまずは勉強の習慣づけをおこないましょう。
※理由としては、短い時間でも勉強に取り組めない人は、長時間の勉強にも取り組めないからです。

また、中学生になると部活動も本格的に始まるので、勉強の時間がとりにくくなります。
もし、学校から帰ってきて、疲れて何もできないという場合は、15分程度仮眠をとってから勉強するか、朝少し早起きして勉強などするほうがモチベーションも上がり勉強に取り組めます。

また前述したように中学校から、中間、期末テストなどの定期テストがはじまります。
テスト前だけ勉強をするようでは、勉強は身につきにくく、内申点にも悪影響があるため、日々の勉強が大切になってきます。

中学生が行う1日の勉強時間の目安としては、ひとまずは30分ほどです。
それだけでも、ざっと授業の復習+宿題ができ、日々の授業の学習定着率を高められるので、最低これぐらいはできるようにしたいです。
初めから1時間などと目標を高くすると、勉強が嫌いになりかねませんので、無理のない程度ではじめましょう。
30分で平気ならば、1時間、1時間半と時間を増やすようにしましょう。

短時間で区切って集中して勉強をする

人間の集中持続が可能な時間は15分~45分と言われています。
時間が長くなればなるほど、ボーッとする時間が増えるため、自分で勉強ができる時間を把握しましょう。

メンタリストのDaiGoさんも15分単位はキリがよく時間管理がしやすく、頭が疲れる前に休めるなどのメリットがあると取り上げています。
そのテクニックを利用し、15分、30分、45分勉強をして、必ず5分~10分休むようにしましょう。

また、椅子に座りっぱなしは、血行によくないこともあり、集中力も切れやすくなるので、休憩時には一度は立ち上がり、少し体を動かし血行を良くしましょう。

こういったテクニックを使うのは、集中して効率よく勉強をするためです。
集中をしていない状態で勉強をしても、知識が身につかないばかりか、疲れてやる気がなくなり、習慣的に勉強できないということにも繋がります。

そこで、短い時間で集中して勉強できるように、時間がくればアラームを鳴らすようにしましょう。
ポモドーロ・テクニックのアプリや、スマホのアラームなどを使って、音が鳴ったら勉強を辞めるようにしましょう。
初めは短時間から勉強をし、後はその勉強時間単位の回数を増やすようにしていきましょう。

スケジュール通りに行かない人へ、目標倒れにならない工夫

目標倒れにならない工夫、目標倒れする人へ

よくあることが1年間の勉強スケジュールを立てたけれど、3日もしないうちにやめてしまって何もしなくならないという目標倒れです。

目標倒れになる原因としましては、

・目標が高すぎて毎日やる気がおきずにやめる
・勉強の習慣がついていないため、勉強をすることを忘れる
・勉強をサボってしまった結果やる気が再度起きず諦める

などが多いです。

目標倒れになる要因としては、目標が高すぎて達成できないことが続き、自己肯定感ややる気が下がるなどが考えられます。
ですので、まずは必ず達成できる目標に設定をすることが大切です。

例えば、問題集は1ページ or 勉強は5分~10分 or 机に座って教科書を開くなど、すぐにでもできそうな目標を設定します。
そんな簡単なことだけをしていたら、成績が伸びないと思う方もご安心を。
まずは、勉強に大切なことは習慣づけです。
目標を低く設定をすると、以下のような効果も見込めます

・1ページだけ勉強した後に、ついもう1ページ勉強をした…
・5分だけ勉強をするつもりが、問題を解くのに夢中になり20分勉強していた
・机に座って教科書を開くだけのつもりが、先が気になってついつい読んでしまった

ということにつながります。
そして、無理なく勉強を続けられるように習慣づけば、徐々に時間を増やしていくようにしましょう。

復習や暗記は、寝る前などで短い時間で行う

勉強では復習が大切です。
以前の記事にも記載しましたが、人間は勉強した内容でも、1ヶ月復習をしなければ79%忘れてしまいます。

そこで、できるだけ勉強した内容を忘れないために、その日の内に勉強をした内容をサラッとでも見返します。
そうすることで学習定着率が高まり忘れにくくなります。

英単語や年号など、単純に暗記しなくてはならない物などは、時間をかけてもなかなか覚えられないという事もあるでしょう。

そういった際は「寝る前」に勉強した内容を見直すことをオススメします。
何故この寝る前に復習を行うかと言うと、人間は眠っている間に記憶を整理し定着させるためです。
ですので、寝る前の復習は、他の時間におこなうよりもより覚えやすいのです。

毎日短い時間でも復習をしていけば、暗記したものが自然と蓄積されていきます。
どうしても時間が取れないという方はこうした形で寝る前の数分を活用してみましょう。

学力の高い学校や、難関校に行きたい場合は、塾や家庭教師などプロにお願いする

難関校に行く場合は別の方法も検討する

上記では様々な勉強のスケジュールや勉強方法を紹介しましたが、子どもが1人で行うには少し難しい面もあります。
子どもは自由に時間があれば友達と遊んだり、ゲームをしたり、漫画を読むなど各々好きなことを優先するのが当たり前だからです。
※一人で行える子供は少ないと考えた方がよいでしょう

そこで勉強が習慣づくまでは、親がサポートをすることが望ましいでしょう。
しかし、もし学力の高い学校や難関校へ行きたいと考えている場合などは、親の力だけで解決をしようとするのではなく塾や家庭教師も検討するようにしましょう。

難関校などの高い目標を達成させるためには、年間を通してより綿密なスケジュール作り+難関校へ合格するプロのノウハウが役に立つからです。
また塾、家庭教師などを利用することにより、周りの先生や生徒から勉強をする楽しさや勉強をする意義、刺激をもらえるメリットがあります。

「これから勉強をするぞ!」と決意を固めても、初めのうちから勉強を長時間行うことは無理があります。
長時間の勉強を目標としてしまうと、忙しい時や疲れている時は勉強ができなくなってしまうので、計画倒れとなることが多いのです。

計画倒れにならないように、生活の一部として勉強をする習慣づけがまずは必要です。

一回の勉強量や勉強時間は、短くて効果がないと思われるかもしれませんが、毎日続けていくことで成績は上がりますし、毎日勉強をすることが普通になれば、勉強への嫌悪感も軽減します。

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