中学生、高校生のお昼ごはん コンビニで買うならアレが不足しないように注意!


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中学生、高校生のお昼ごはん コンビニで買うならアレが不足しないように注意!

小学生の時はお昼ごはんはほぼ給食のため何を食べようと悩みませんが、高校生にもなると給食はほとんどなくなるため、お弁当や学食またはコンビニなどでお昼ごはんを買う人も多いのではないでしょうか?

小学生や中学生であっても、休日のお昼ごはんは作れないので子供自身で買うというケースもあると思います。
親から子供に500円~1000円ぐらいの昼食費を渡して、子供が学食やコンビニなどでお昼ごはんを買う場合も多いと思いますがその際の注意点を紹介します。

目次
  1. 中学生、高校生はお昼ごはん代を浮かせようとしない、ダイエットを無理にしない
  2. 中学生、高校生の人がお昼ごはんをコンビニで買うならこんな点に注意!
  3. 栄養バランスの参考は給食がわかりやすい!
  4. 中学生、高校生の栄養バランスを考えたお昼ごはん

中学生、高校生はお昼ごはん代を浮かせようとしない、ダイエットを無理にしない

中学生、高校生はお昼ごはん代を浮かせようとしない、ダイエットを無理にしない

お昼ごはん代を節約して、お小遣いや遊ぶお金にしようと思われる人もいるかもしれません。
私も中学生、高校生の時は、学食やコンビニでお昼ごはん代を節約し浮いたお金をお小遣いの足しにして使っていました。

しかし、そうした昼食費の節約には注意点があります。

それはお昼ごはん代を節約するために、お昼ごはんを減らした場合、一日に必要な栄養素が足りなくなることです。

例えば、おにぎりやパンを一つだけとか、うどんだけ、カップ麺だけなどでは炭水化物の摂取はできますが、ビタミンやミネラルなどの栄養素はほとんど摂ることができません。

また、お昼ごはんを少なくしダイエットをしようとする人も注意してください。
痩せている方が可愛いやキレイというイメージで、痩せるためにサラダだけを食べる人もいますが、お昼ごはんがサラダだけですと炭水化物やタンパク質を充分に摂ることができません。
後述しますが、栄養バランスが悪いと身体の不調を招く可能性があるので注意が必要です。

中学生、高校生の人がお昼ごはんをコンビニで買うならこんな点に注意!

中学生、高校生の人がお昼ごはんをコンビニで買うならこんな点に注意!

お金の節約とダイエットにも注意が必要ですが、栄養バランス悪いご飯にならないようにも注意してください。

それは例えば「カップ麺とおにぎり」、「パスタとパン」、「パンとパン」など、複数の主食を食べるというものです。

米、パン、麺などですが、栄養素としては炭水化物が多く含まれます。

炭水化物はエネルギーとなるため身体には必要ですが、それだけでもいけません。
他の5大栄養素のビタミン、ミネラル、脂質、タンパク質などが摂れないためです。

栄養が足りないとどのようになるかと言えば、例えば「ビタミンが不足しているとなんとなく体がだるい、肌が荒れるなどの症状」、ミネラルの一つである鉄分が足りなければ「立ちくらみなどの貧血などの症状」、たんぱく質が足りなくなると「筋力の衰えや体調が崩れやすくなる。」などの症状が出るため注意しましょう。

それぐらい食事というのは、人間には大切で身体だけでなく精神面にも影響が出ます。
もし、やる気が出ない調子が悪いということがあれば、食事が影響しているかもしれません。

またお昼ごはんはパン派の人でサンドイッチを食べているから、野菜は大丈夫だと思ってもサンドイッチの中の野菜量はわずかです。パンを食べる際は、充分に野菜を摂取できるようにサラダが望ましいでしょう。

栄養バランスの参考は給食がわかりやすい!

栄養バランスの参考は給食がわかりやすい!

前述したように、食事は身体の調子に影響を与えます。
特に成長期である子供の栄養バランスは非常に大切で、身体の発達ばかりでなく心や脳の発達にまで影響を与えます。

では栄養バランスの良い食事ってなに?と思う人に、イメージとして伝わるのが給食です。
お昼ごはんを食べる際は、給食を参考に栄養バランスを考えるとイメージしやすいでしょう。

給食のメニューを思い出してみてください。以下のような組み合わせが多かったのではないでしょうか?

主食となるご飯・パン
主菜となる大きなおかず
副菜の役目となる小さなおかず
汁物としてお味噌汁、スープ、豚汁
それに加えてデザートや牛乳などが組み合わさったメニューです。

給食は栄養士が献立を考えており、5大栄養素であるビタミンやミネラル、たんぱく質、炭水化物、脂質の栄養バランスを計算して作られています。
ですので、給食のように複数の食材を組み合わせ栄養のバランスを考えればよいのです。

中学生、高校生の栄養バランスを考えたお昼ごはん

中学生、高校生の栄養バランスを考えたお昼ごはん

紹介したように栄養バランスの良いお昼ごはんとは、ズバリ給食のような組み合わせです。

例えば、学食であれば【定食】ならそれだけで栄養バランスが良いのも多くおすすめです。
※ただし、前述したようなラーメン+ご飯 うどん+ご飯のようなメニューには注意が必要です

定食は主食となる麺やご飯、パン、大きなおかず代わりの唐揚げやトンカツ、サバの塩焼きや生姜焼きなど、そして、小さなおかず代わりのサラダなどがあれば充分でしょう。
※揚げ物は週一~二ぐらいで抑えることが望ましいでしょう。

コンビニや売店でお昼ご飯を買う場合は、バランス良く食材が入っている幕の内お弁当などがオススメです。
しかし、お弁当も様々なものがあります。
例えば、ある唐揚げ弁当では、唐揚げとご飯と漬物だけといったものもありますが、こういった場合野菜が不足しているのでサラダなども合わせて買うのが良いでしょう。

丼やパスタなどをメインに選ぶ際は、栄養面を考えて汁物やサラダも合わせて食べたいですね。
お昼ごはんは、バリエーションをつけて変化できる方が気軽に取り組めますよね。

高校生のお昼ごはんや、子供の休日のお昼ごはんは子供自身で買うということも多いですが、体調のことを考えれば栄養面にまで気を配りたいですね。
日頃からしんどい、疲れた、やる気が出ないということがあれば、食事か睡眠の改善を試みるのが良いでしょう。
お昼ごはんを選ぶ際に、参考になればと思います。

【中部教育ラボ】 監修:名進研

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