内申点や受験にも影響が出る!!中学校の定期テストで点数アップを狙う勉強方法


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内申点や受験にも影響が出る!!中学校の定期テストで点数アップを狙う勉強方法

受験に影響する!?【定期テスト】の意味と勉強方法を紹介

中学生になると定期テストが行われます。
中間テスト、期末テスト…勉強が急に難しくなってきたなと感じてくるのもこの時期です。
中学校は小学校に比べると、教科数も増え、勉強範囲も増えますから勉強もたくさんしなければなりません。

定期テストは単純に点数が出るだけでなく、内申点の評価に影響が出ます。

そのため受験で目指している学校がある場合、定期テストで必要な点数をとっておく必要があります。

例えば中学3年生になって慌てて勉強しても、短期間で挽回するのは困難です。
このように受験に影響をする定期テストの大切さを知れば点数をとらなければ…という気持ちになるでしょう。
今回は定期テストの目的の詳細と勉強方法を紹介いたします。
高校受験に向けて日々定期テストを頑張っていくようにしましょう。

目次
  1. 定期テストとは?目的は?
  2. 定期テストで悪い点数を取った場合に受験への影響は出る?
  3. 定期テストは効率的に勉強をし点数をとりましょう。
  4. 定期テストで効率的な勉強とは?
  5. これだけは避けたい!効率が悪い勉強とは

定期テストとは?目的は?

定期テストとは?目的は?

定期テストは前述したように学校側が成績の評価に利用します。
一般的には通知表の点数は定期テストの結果と授業態度、課題などの提出状況によって決められますが、この中でもテストの占める割合が大きくなる傾向があります。

定期テストは生徒の学習内容の習熟度を確かめるために行われており、1学期と2学期はそれぞれの中間の時期と学期末に、3学期は期末に合計で5回の定期テストがあります。
期間ごとにテストを行うことで、その時点でどの程度の習熟度があるのか点数で把握できるようになっています。
また悪い点数をとった場合も、点数を目安にその部分を重点的に復習することで学習の遅れを補えるようになっています。
※例えばもしこれがその学年の年度末の1回だけしか行われなかった場合、1年分の遅れがそのときに発覚するので取り戻すのは困難になります。

また、しっかりと勉強している生徒から見れば、自分が良い点数や優秀な成績を出していることが実感ができるため意欲の向上になります。

定期テストで悪い点数を取った場合に受験への影響は出る?

定期テストは成績の評価に使われますが、さらにこれが受験にも影響するものなので注意が必要です。

まず定期テストの結果は、高校の推薦入試に非常に重要性の高いものになります。

推薦では優秀な生徒を送り出すことになるため、選考に成績が直結します。
この成績は定期テストが重要な部分をしめているため、定期テストで悪い点数であれば推薦は受けられません。
通常の入試の場合でも内申書に定期テストの影響は大きく、試験で結果が出せても内申点が足を引っ張る恐れがあります。
また、そもそも悪い点数が続いている状態では習熟度が低いので、入試の直前になってから勉強をしても挽回は難しいでしょう。

なお義務教育である中学生の場合は受験への影響のみですが、高校生になると定期テストの点数が進級にも影響し欠点をとると留年する場合もあるので注意が必要です。
こういった事態を避けるためには、中学生のときから定期テストで良い点数を取れるような勉強習慣を身に着けておくと良いでしょう。

定期テストは効率的に勉強をし点数をとりましょう。

受験やテスト勉強でも大切なのは、効率的な勉強法だと言えるでしょう。
なぜ効率的な勉強が必要かと言うと非効率な勉強では、

・時間もかかる
・勉強が身に付かない
・結果を残せない
・モチベーションが下がる
・勉強が嫌いになる

このような悪循環に陥る場合があるためです。
せっかく勉強をするのですから、時間も最短で勉強を身につけて点数を上げることがよいでしょう。
前述したように定期テストは受験で重要性の高いものであるため、い点数を取るようにしていきましょう。

定期テストで効率的な勉強とは?

定期テストで効率的な勉強とは?

定期テストで良い点数を取るために最も適切であるのが、毎日の積み重ねをしていくことです。
テスト前にまとめて勉強をしても、人間の知識の定着度には限界があるため一気に覚えることができません。
以前記事で書いたものですが、【エビングハウスの忘却曲線】というものがあり、復習をしなければ勉強内容は一ヶ月後には平均21%しか残りません。
そもそもその日に覚えた内容は、次の日には74%忘れてしまうため、復習は必須といえるでしょう。

日々の勉強ですが、授業で理解できないところがあれば理解できるようにしておきましょう。
授業についていけないと後々取り戻すのにたくさんの時間が必要となります。
そういった時間を減らすためにも、日々の勉強をして理解できないところをなくしましょう。

また定期テストの時期が近くなれば、先生から出題範囲の説明があるので、定期テストはそこに絞って勉強します。
他の範囲を勉強しても効果は低いため、必ず出題範囲に絞って勉強をしましょう。
何を勉強すれば良いのか分からない場合は、問題集がある教科であれば出題範囲を繰り返し解いて正答率を高めるのが効果的です。
また授業の際に先生が「ここテストで出るからね~」こういった発言をする場合、ほとんどその箇所はテストに出題されます。
具体的な出題内容にまで触れる場合もあり、点数に結びつくので必ず授業中に目立つようにノートに書いておきましょう。

日々の勉強で大切なことは短時間で良いので【勉強する習慣をつけること】です。
まずはできる範囲の時間から(20分から)でかまいません、徐々に勉強をすることにもなれるでしょう。

これだけは避けたい!効率が悪い勉強とは

これだけは避けたい!効率が悪い勉強とは

効率が悪い勉強は、以下のようなものになります。
・基礎でわからない箇所があるまま、発展をした問題をしている
→基礎がわかっていない場合、発展をした問題は当然理解度が低くなります。
答えの丸暗記では、出題された問題が変われば答えも変わるため対応ができません。
授業でわからない箇所があった際は、その日のうちに解消をしていくようにしましょう。

・ノートをキレイに書くことに力を注いでいる
こちらも時間の効率を考えれば、避けたいところです。
ノートをキレイに書かれてるメリットとしては、後で復習をする際にある程度わかりやすいぐらいです。
しかしキレイに書いたからといって内容を覚えられるわけでもありません。
むしろノートにキレイに書くことに集中して授業の内容に集中しきれていない可能性もあります。
それよりも何度も書く方が覚えることに繋がるでしょう。

・定期テスト前に徹夜の勉強を行う
よく定期テスト前だけ徹夜をするという話を聞きますが、この方法ですと復習をしていない分を一気にとりかえさなければなりません。
出題範囲もあるため、どうしても習慣的な勉強に比べ勉強数も少ないため高得点を狙えるものではありません。
また寝不足で集中力が低下してケアレスミスが増えたり、問題を読み間違える原因にもなるので避けましょう。
そして徹夜で覚えた知識は、忘れることも早く受験の際にはまた勉強が必要になります。

今回は定期テストが何に影響をしたことや定期テストの点数を上げたいときに利用できる方法を紹介しました。
中学校から行われる定期テストには、成績の評価を行うだけでなく高校の入試にも影響が出る重要なものです。
また、点数によって習熟度を把握することもできるので、悪い結果だった時にはそのままで放っておかず復習をし、今後の勉強に繋げられるようにしましょう。
定期テストの勉強方法は、普段から勉強をすることが効率的にも一番よいでしょう。
また習慣的な勉強を行えるようになることによって、将来の受験勉強や資格勉強にもプラスとなります。
日々の授業の時間を無駄にしないためにも、習った内容で分からないと感じるところがあれば次回までに分かるように勉強し、効率的に時間を使えるようにしましょう。
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