通学時間などのスキマ時間で効率よく勉強する方法


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通学時間などのスキマ時間で効率よく勉強する方法

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通学時間などのスキマ時間で効率よく勉強する方法

以前ご紹介した記事「実際、どこから通っているの?」(https://chubukyoiku-labo.jp/private8/)の中で、私立中学の先生の話では、遠距離通学だから成績がかんばしくないということはないという話や、通学時間がかかる生徒ほど、電車内の時間や空き時間を有効に使って集中的に学習する姿勢が身に付いていくため、成績上位者になることが多いという話を紹介しました。

今回はこの通学時間の勉強に適した科目や、通学時に勉強をするにあたって注意をしたい点などを紹介いたします。

例えば通学時間が片道40分かかる場合は、行き帰りのトータルで80分あり、それを1ヶ月20日計算で考えると1600分(26時間以上)、さらに1年となると312時間にもなり、勉強に使えるたくさんの時間があることに気づくでしょう。

なかなか勉強時間が確保できないという悩みがある人は、この通学時間を使わない手はありません。

通学時間に注意したいことと、オススメの勉強法は?

リスニング

通学中に勉強ができる時間としましては、バスや電車などの交通機関に乗っている時や、バスや電車を待っている時があげられるでしょう。
しかし、バスや電車に乗っている時は、人の混み具合、雑音、揺れなどに影響を受けやすいことが注意点としてあげられます。

乗客が多く車内が混んでいては、教科書などのテキストを広げるスペースもないかもしれませんし、他の乗客の話し声が大きいなど雑音があれば気が散ってしまい勉強に集中できないかもしれません。
そして、特にバスは揺れが大きく、教科書などのテキストを見れば車酔いをしてしまうため、視覚的に勉強をする方法はおすすめできません。

そこで、どんな環境でも勉強が可能なものが、英語のリスニングなどの聞いて勉強をする方法です。
手が塞がっているときでも、満員電車の場合でも、イヤホンやヘッドホンをして聞けば、勉強をすることが可能です。
ノイズキャンセリングなどのイヤホンやヘッドホンをすれば、周辺の音を軽減してくれるので、より集中して、勉強に取り組めるでしょう。(集中し過ぎて、乗りすごさないように気をつけましょう。携帯などでタイマーをセットするのも有効です)
リスニングは長時間しようと思っても、「ヒアリング→理解」の繰り返しに疲れるかもしれません。
しかし、毎日の通学時間を活用し、短時間のリスニングを繰り返すことにより、耳が英語に慣れてリスニング力を鍛えられますので、通学時間はリスニングに適した時間と言えるでしょう。

もし、通学中の電車内の乗客が多くなく、教科書や暗記シートを開くスペースがある場合は、教科書や暗記シートを活用するのも良いでしょう。
教科としては、日本史、世界史、化学などの教科で暗記をする勉強が適しているでしょう。
数学や物理などは、計算をするための筆記ができれば良いですが、揺れや電車の込み具合によっては通学中の勉強には適しているとは言えないでしょう。
また帰りの電車の際は、その日に習ったことを見るだけでも復習になり、学習内容の定着率が高まるのでオススメです。

勉強のモチベーションアップに必要な、身近な目標の設定

通学時間などのスキマ時間を上手く使いながら、勉強に集中して取り組むには、モチベーションを上げることが持続のカギになります。
そのモチベーションを上げるための方法の一つとして、身近な目標を掲げることをオススメします。
掲げた目標を達成することにより、成長を実感できれば、勉強がおもしろくなり、もっと勉強をしようと思えるからです。
例えば、次のテストで苦手な科目の点数を+10点アップさせるなど、実現が可能なレベルをスモールステップで設定することも一つの手です。
これは、結果に対して目標立てをするものですが、その他にも一日一回10分その日の授業ノートを振り返る、一日20単語英単語テストをするなど、具体的な期間、数字を明確にして学習プロセス自体を目標にするということもできます。
これだと、達成の確実性が上がり、目標達成の機会も増えるため、より自分が努力していると達成感を実感しやすくなります。そのため、継続しやすさもより増していきます。
目標を設定しクリアすることで、成功体験の数が増えて自信もつくようになるでしょう。

通学時間の勉強にスマートフォンは便利だが

通学時間の勉強にスマートフォンは便利だが

スマートフォンを使えば、より勉強を手軽に行うことができます。
youtubeでの勉強動画や、勉強のためのアプリなどもたくさんあり、便利さや新しさに惹かれスマートフォンを使いたくなるかもしれません。
しかし、スマートフォンを使っての勉強には、気をつけなければいけない点もあります。
それはスマートフォンは、便利であるが、人を夢中にさせるものもたくさんあるということです。

例えばyoutubeで勉強をしていても、「次に見る動画」では、自分の好きなアニメが候補にあがるかもしれません。
そういった時、ちょっとした息抜きにアニメをちょっとだけ見ようと見始めたら、アニメがおもしろくて見るのが止められなくなるということもあるでしょう。

他にも友達との連絡でSNSを使っていると、友達からの雑談のようなメッセージがたくさん来て、楽しくやり取りをしている内にSNSが気になって勉強どころでなくなるなども考えられます。
他にもマンガのアプリや、スマホのゲームなど、1度使い始めると楽しくてやめられないような中毒性があるため、アプリやゲームの使用を止めるのが難しくなるケースもあります。

通学時間に勉強をすると決めたのであれば、勉強に使用するアプリや動画以外では、スマートフォンは触らないようにすることが大切です。
SNSの友達からの連絡にも安易に返事をせず、勉強をする時はキッチリすると節度を持って勉強に取り組むようにしましょう。
これだけで集中力は増して、勉強の効率は大きく上がります。

今回は、通学時間の勉強方法を紹介いたしました。
バスや電車の中では、自宅のように快適に勉強ができるわけではありません。
スペースが限られたり、雑音もあれば、揺れもあり、できる勉強方法は限られます。
しかし、限られた環境だからこそできる勉強法があり、通学時間を活用することで有効な勉強時間に変えることが可能です。
こうした努力を積み重ねることで、少しくらい不自由な環境でも高効率な勉強することができる「工夫する力」も身につくでしょう。
また、通学時間は、集中ができる時間は限られており、限られているからこそ気持ちを切り替えて勉強に「集中をする力」を養うことができるでしょう。
こういった力を養えるからこそ、私立中学の先生の通学時間が長い生徒ほど成績上位者になることが多いという話には、納得することができます。
ぜひ通学時間の勉強方法に、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?

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