勉強の苦手意識を簡単に払拭!克服する悩み別の方法


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勉強の苦手意識を簡単に払拭!克服する悩み別の方法

勉強の苦手意識を克服する6つの方法

勉強で誰しも苦手な教科はあるのではないでしょうか。
もしかしたら、勉強すること自体に苦手意識があるという人もいるのではないでしょうか?

ですが、勉強自体が苦手やある教科が苦手と思っていることは特別なことではありません。
バンダイが2019年3月19日に発表した「小中学生の勉強に関する意識調査」結果によりますと、苦手な教科について特にないと答えているのは実に32.8%、つまり小中学生の67.2%の人が何かしら苦手な教科があることを指します。
また、ベネッセ教育総合研究所の「高校受験調査」によりますと、一番苦手だった教科についてなしと答えたのはなんと「4.1%」です。
ですので、苦手な教科があるのは全然普通のことだと知りましょう。

参照:リセマム「小中学生の好き・苦手な教科ランキング、総合1位は?
参照:ベネッセ教育総合研究所の「高校受験調査

何かしら苦手な教科があることは、普通のことだとわかりましたが、では苦手意識はなぜ生まれ、いつ感じるのでしょうか?
そしてその苦手意識をどうすれば克服できるのか?について紹介いたします。
悩み別に払拭する方法を書いておりますので実践がしやすくなっています。

目次
  1. 勉強の苦手意識はいつ感じる?
  2. 勉強の苦手意識を払拭!克服方法!悩み別に紹介

勉強の苦手意識はいつ感じる?

勉強の苦手意識はいつ感じる?

そもそも勉強の苦手意識はいつ感じるのでしょうか?
以下のようなものが考えられます。

・高い点数がとれない時
ある教科で欠点をとったりすると、自分はこの教科が苦手だなという意識が生まれ、以降その教科に苦手意識を持つ人も多いです。

・授業内容が理解できない、授業についていけない
授業内容が理解できないという場合は、かなり辛いですしその教科に苦手意識を持ってしまいがちです。

・机に向かうのが苦痛であると感じる時
勉強机に座っていると落ち着かない、問題集を開きたくないという場合です。

・ある先生の授業がわかりにくい時
先生の授業がわかりにくくて、苦手な意識を持つ人も多いです。

・勉強という言葉自体に嫌悪感がある
勉強という言葉自体に嫌悪感がある子供も少なくありません。

・勉強は苦手だけど、どうすればよいかわからない
案外多いのがこのどうすればよいかわからないというものです。

いかがでしたでしょうか?
上記のような時に勉強の苦手意識がより感じられるのではないでしょうか?

勉強の苦手意識をどう克服するか

勉強の苦手意識をどう克服する

では、先ほどの苦手意識が生まれたものと比較をして克服方法を紹介します。

・高い点数がとれないの克服方法
これはそもそも勉強に対するハードルが高いかもしれません。
この高い点数がとれないという人の中で、「授業を受けただけで、普段勉強をしておらずテストを受けた人」がいませんでしょうか?
日々の勉強なしに、高い点数が取れると思っているのは間違いです。
なぜならば、勉強は一度聞いただけで覚えられる、問題を解けるというものではありません。
※もちろん一部の人にはいるかもしれませんが、ほとんどいません
勉強はスポーツや楽器と同じように何度も繰り返すことで、少しずつ上達をするものと考えましょう。
そもそも、高い点数をとっている人は日々勉強をしている可能性があります。
これはスポーツでも同様に言えることで、例えばクラブ活動の試合で負けた時に「自分は才能がない」と思って練習をしなければ実力もそれ以上伸びません。
しかし、「練習時間が足りない、または練習方法が悪い。」と思い練習時間を増やす、練習方法を工夫する人は実力が上がってくるでしょう。
もし、成績を上げたいのであれば、普段から勉強をする時間の確保や勉強方法の工夫は必要となってくるでしょう。

・授業内容が理解できない、授業についていけないの克服方法
授業内容が理解できない場合は、基礎がしっかり身についていない可能性があります。
算数で言えば1桁の掛け算ができないのに、二桁の掛け算はできませんよね?
基礎がわかっていない中で授業が進んでいけば、どんどん理解ができる部分が減り授業を受けることも苦痛になってくるでしょう。
この際に必要なことは、基礎をしっかり学び直すことです。
これらは教科書で言えば、もう一度はじめの方から学びなおすなどにあたります。
あまりにも授業についていけない場合は、補習塾、家庭教師、個別指導の塾などで学び直すのも良いでしょう。
また、授業でわからないことがあれば先生や理解をしている友達に質問をしましょう。
わからないことがあればできれば当日で解決をすることで、授業に遅れることは減らせるでしょう。

・机に向かうのが苦痛であると感じる時の克服方法
これは勉強時間が少ない人または多すぎる人に見られる傾向にあります。
勉強時間が少ない時は、楽しいことがあるのになぜ勉強をしなければいけないのか?と思うことでしょう。
要するに勉強自体に慣れていない状態です。
慣れるためには勉強自体をやるしかありませんが、必ずハードルは下げるようにしましょう。
そもそも机に向かうこと自体、1時間勉強する!テキストを全部終わらせる!などの高い目標を掲げていないでしょうか?
これは体を鍛えようと走るためにいきなり10km走るようなものです。
初めは10分でもかまいませんし、1問の問題からでもかまいません。
机に向かって座って勉強をするということに慣れましょう。

・先生の授業がわかりにくい時
先生の説明がわかりづらく苦手意識を持つことはよくあるケースです。
先生に質問をしてもわからないという場合もあるかもしれません。
そういった時は、インターネットで検索をしてみることや、周りの友達や塾の先生、保護者に聞くことをオススメします。
勉強はあまりインターネットを推奨していませんが(考えずに答えを知る癖がつくので)、理解できないより全然よいでしょう。

・勉強という言葉自体に嫌悪感がある
勉強という言葉自体に嫌悪感がある人も多いでしょう。
私自身も勉強という言葉自体に苦手意識があります。
そこで勉強という言葉自体を「学習」「学ぶ」「習得」という言葉に置き換えるというものです。
今日は算数の二桁の掛け算を習得するか!という言葉にしてみるとなんだか前向きに感じませんでしょうか?

・勉強は苦手だけど、どうすればよいかわからない
これも割と多い悩みと言えるでしょう。
そもそも勉強方法を教えてもらっていないと、勉強はできません。
例えば、楽器の上達でも同じことがいえます。
楽器を渡されて、練習方法を教えてもらわずに上達することは難しいでしょう。
まずはどんな練習方法があるのか、教えてもらって練習をし初めて上達することができるのです。
勉強も同じで適切な勉強方法を教えてもらわなければできません。
例えば、塾に通う、家庭教師を雇うなどをしても良いでしょう。

勉強の苦手意識はとても本人にとっては損をするものです。
なぜなら勉強の成績によって進路の幅が違ってくるからです。
成績が高いほど進路先の学校も多くの中から選ぶことができます。
そして多くの学校の中から自分の興味のある進路を選ぶことができます。
例えば、スポーツの強豪校や、ユニークなクラブ活動がある学校、留学がある学校など選択肢が興味のある学校でぜひ行ってみたいと思うかもしれません。

また、勉強というものは生涯必要なものになります。
社会に出てからも勉強をしている人も多くいるので、勉強に対して苦手意識が強いと成長する機会が減る恐れがあります。
苦手意識は、頭の中で思っているだけの場合もあります。
勉強に慣れることや、基礎から学ぶことでで苦手意識を払拭することができるかもしれません。
ぜひ苦手意識を克服して快適な学校生活を送りたいですね。

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