勉強は役に立たない?いいえ、勉強をするメリットはたくさんあります


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勉強は役に立たない?いいえ、勉強をするメリットはたくさんあります

勉強したくない人ほど「勉強をするメリット」を知る方がいい

「勉強なんかしたくない!」と思っている人も多いでしょう。
また、勉強をしても役に立たないと思う人もいるでしょう。
実際、私もそうですが周りの友人たちに聞いても、「勉強が嫌いだったなぁ。」とか「勉強はしたくなかったけど頑張っていた。」ということを話します。

しかし、その勉強嫌いだった友人たちも、過去を思い返し「あの時もっと勉強をしておけば良かった。」ということを話します。
なぜ、「大人になって勉強をしておけば…」と後悔をするのか?
それは、大人になってから勉強をすることによって、様々な場面で役立ったことやメリットを多く実感するからです。

そこで今回は、「勉強をするメリット」について紹介をします。

目次
  1. 勉強をすれば、大人になった時、職業や進路の選択肢が増える
  2. 自分に合った仕事、生活を選ぶことができる
  3. 勉強をすることで、忍耐力がつく
  4. 勉強をし目標を達成することで、自己肯定感が上がる
  5. 基礎的な学力を得られ発展的な勉強を行える。色々な仕組みを理解できる。
  6. 学校の勉強は、常識として必要になる。知らないことがデメリットとなる。
  7. 勉強をすることで、将来への不安が軽減される 未来の変化にも対応できる
  8. 社会に出てからも、勉強をした経験は役に立つ

勉強をすれば、大人になった時、職業や進路の選択肢が増える

勉強をすれば、大人になった時、職業や進路の選択肢が増える

大人になると、仕事をして自分でお金を稼ぎ生活をして自立して生きていかなければいけません。
働く期間としては、大体の人が40数年間近く仕事をすることになります。

その長い年月の間、自分が興味のある仕事ややってみたい仕事をする方が、やりがいを感じ頑張れる気がしますよね。
日本では、学歴によって選べる仕事の種類や数が違います。
高校卒業の学歴の人よりも、大学卒業の人の方が仕事の数が多くあります。

また、一部の職業は、専門の大学や学部に行ってはじめて、従事できる職業もあります。
弁護士、医者、パイロットなどがあげられます。

仕事で働くのは、先のことすぎて想像がつきづらいという人には、身近な進路の方が伝わりやすいかもしれません。
進路も学力が高い方が、受験をして合格ができる学校が多くあることになります。
自分が好きであったり興味のあるクラブ活動がある学校であったり、クラブ活動が盛んな強豪校に行きたい時に、その学校に合格できる十分な学力があれば入学することができます。

自分に合った仕事、生活を選ぶことができる

人によって仕事をしていて苦手だと感じるものと、得意で苦に感じない仕事があります。
勉強をしておくことによって、前述したように職業を選べる選択肢が増え、自分に合った仕事を選びやすいというメリットがあります。

また、職種や仕事内容だけでなく、どういった生活を送りたいかにも影響があるでしょう。
どこの場所で、どういった時間帯に働きたいのか、そうした選択肢も多くなる傾向にあります。

勉強をすることで、忍耐力がつく

多くの人が勉強のことを好きでもないし、辛いと感じているかもしれません。
しかし、だからこそ勉強をすることで忍耐力を得ることができます。

好きな仕事をしていても、地味な仕事やしんどい仕事や辛い時は必ずあります。
少ししんどいからといって仕事を辞めてしまったのでは、その仕事で成功することは難しいでしょう。
そういった時に勉強で培った忍耐力は役立つでしょう。

勉強をし目標を達成することで、自己肯定感が上がる

勉強し目標を達成することで、自己肯定感が上がる

勉強を頑張ろうと思った時に、テストの点数で80点とりたい、志望している学校に合格したいなど目標を立てる方も多いでしょう。

もし、目標を達成した場合は、「自分はやればできる」という成功体験が得られ、自信もつき自己肯定感も上がります。

そして、自己肯定感が上がれば、他にもやりたいことを見つけた際に、より前向きに取り組めるようになります。

基礎的な学力を得られ発展的な勉強を行える。色々な仕組みを理解できる。

基礎的な学力を得られ発展的な勉強を行える。色々な仕組みを理解できる。

学校の勉強は、あくまで基礎的な知識として必要な場合が多く、単体では役に立たないと感じるかもしれません。
しかし、基礎がなければ、発展した内容は習得できません。
学校での勉強を身につけてこそ、発展した内容を学習することができます。

例えば将来プログラミングをしたいと思った時、プログラミング言語は英語を使って書かれているため、英語は最低限知っておかなければ理解するには難しく感じるでしょう。

他にも、建築士は建物を設計する際、建築法を守って図面を書かなければなりません。
建物の大きさに合わせ、材料の重さや大きさなどを計算する必要があります。

こういったことは、算数や数学の知識を元に応用した計算が必要となるため、小学校、中学校で行った算数数学などの勉強が役立つのです。

学校の勉強は、常識として必要になる。知らないことがデメリットとなる。

学校の勉強というのは、前述したように基礎的なことになりますが、常識的なこととしても習います。
それは、歴史や地理、漢字の読み方や書き方、確率の計算方法、英語の単語、植物や生物の知識など幅広いことが常識として教えられます。

常識はある前提で話がされることが多く、常識を知らないということでは、恥ずかしい思いをするかもしれません。

例えば、会社でメール一つを送るにも、最低限の漢字などを知っていなければキチンとした文章は送れませんし、ニュースなどで世界の情勢などの話題になった時に、話題となっている国の場所や歴史がわからなければ理解度も低いままとなります。
このように、学校の勉強は常識として必要になります。

勉強をすることで、将来への不安が軽減される 未来の変化にも対応できる

将来社会や自分はどうなっているのか?
インターネットやニュースで「10年後になくなる仕事」なども話題になりましたが、未来のことは予想ができても誰も確かなことはわかりません。

ただ、不安だなと考えても不安はただ膨らんでしまいます。
しかし、勉強をすることで、前述したように職種を多く選べるという事実はなくならないでしょう。

また目標を持って勉強をすることで、将来への準備をしているのだと不安を軽減させることができます。

社会に出てからも、勉強をした経験は役に立つ

勉強をすることで社会人となってから、さらに成長をすることができます。
例えば、下記のようなことを考えた際に勉強は役立ちます。

  • ・自社の商品開発に活かすために、知識を増やしたい
  • ・専門的知識を増やし、給料アップやステップアップをしたい
  • ・新たに資格を取りたい
  • ・言語を学び、海外の人と仕事をしたい

こういった際に、勉強をした経験は役立ちます。
なぜなら勉強をした経験値があるばかりでなく、勉強時間の管理、効率的な勉強法などを学んでいるためです。
ですので、学生時代に目標を立てて勉強をして頑張っていたという経験や、受験勉強をして合格したという成功体験は、大人になっても役立つのです。

勉強をするメリットを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
勉強のデメリットは、大変、疲れる、遊べない、したいことができないなどありますが、それはいずれも現在の自分の気持ちでしょう。

勉強をするメリットを知ることで、自分の現在の行動が変えようと思い取り組めば未来も変わるかもしれません。
「もっと勉強をするメリットを知っておけば、勉強をしていたのに…」ということにならないように、この記事が役立てばと思います。

【中部教育ラボ】 監修:名進研

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