「受験勉強が苦痛…しんどい…辛い時」2つの改善方法


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「受験勉強が苦痛…しんどい…辛い時」2つの改善方法

受験勉強が苦痛に感じる時

中学、高校、大学受験などで志望校に入るために勉強中の方は、成績を上げるため毎日勉強漬けの日々を過ごす学生の方も多いでしょう。
毎日勉強が続くと、勉強をすることがしんどい、辛い、苦痛だと感じることがあります。
そんな辛い中、頑張っていても思うように成績が伸びなかったり、逆に成績が落ちてしまえば、「自分の努力は無意味なのでは…?」と自信を失うこともあるでしょう。

このように気分が落ち込んでいる中で勉強をしても、なかなか勉強がはかどらず、勉強が嫌になってしまうこともあるでしょう。
そんな時こそ上手く気持ちを切り替えて、なんとか本来のペースを取り戻し勉強ができるようになりたいですね。

まず第一に、誰でも「良いペースの時」もあれば「悪いペースの時」もあると知りましょう。

受験勉強中は調子が悪いことを周りに悟られたくなくて周りに言わない人もおり、他の人から見れば勉強がしんどいや苦しいというのはわかりません。

良い調子の時はみな自然と勉強をすることができますが、調子が悪い時は個人差があり、いかに気持ちを切り替えて勉強ができるかが大切といえるでしょう。
受験勉強はマラソンのように長期戦となるので、いかに自分のペースをキープできるかが大切でしんどい気持ちや辛い気持ちをうまくコントロールして勉強をできるかが大切です。

辛い、しんどいという気持ちのまま無理に勉強を続けたのでは、いつか気持ちが折れてしまうことも考えられます。
今回は、辛いしんどいという気持ちを減らし、本来のペースで勉強をできる方法を紹介いたします。

目次
  1. 受験勉強を苦痛に感じるのは自分だけ?
  2. 勉強が辛い時には仲間に助けられる事もある
  3. 受験が辛い時は、親子で協力することも大切。息抜きをしながら頑張ってみる

受験勉強を苦痛に感じるのは自分だけ?

まず初めに述べたように、勉強をしている時に「なぜこんなに辛い思いをしなくてはならないのか?」と思うのは、自分一人だけではありません。
塾の講師もみんな口を揃えて、「志望校を目指している人は、多かれ少なかれ自分の成績に悩み、勉強をする事が苦痛に感じることが一度はある。」と言います。

これは、いわゆる「伸び悩み」というもので、強靭な精神を持っていると思われるプロのスポーツ選手でさえもあることなのです。

しかし、勉強というもの自体、「成績が上がれば、気持ちは軽くなる」、「テストの難易度」や「自分の調子にもある程度左右される」不安定な要素もありますし、一喜一憂することは別に普通のことだと知りましょう。

ここで自分だけがしんどいと思えば、より精神的に追い込まれるようになるからです。
みんなこの辛さを味わいながら勉強をしているのだと思えば、勉強を頑張っている他の人のことを尊敬する気持ちも出てくるでしょうし、頑張っている自分のことも認められるようになるでしょう。
そして信頼のできる人に勉強の悩みなどを話せば、自分の辛い気持ちを共感でき気持ちも軽くなるでしょう。

また、なぜ自分が勉強をするのかわからないと思った時はぜひ「なぜ自分は勉強をするのか?」を考えるようにしましょう。

なぜ勉強をするのか?悩んだ時は、むしろじっくり考える良い機会です。
もし、「親が勉強をしろと言っているから勉強をする。」、「親が良い学校に入れと言っているから勉強をする。」という理由で勉強をしているのであれば、モチベーションは上がらないのは普通のことです。
なぜなら人間は他人のために頑張るということでは、モチベーションは長続きしないことは証明されています。

それよりも、自分自身が将来こういう道に進みたい、友達と同じ学校に行きたい、憧れている先輩のようになりたいなど、自分のためや自分の目標のために勉強をしているのであれば、勉強をする日々に意味を見出し前向きに取り組めるでしょう。
それでも、なぜ勉強をするのかわからない時は、親や身近な親戚、先生、信頼のできる人や友人に「何で勉強をするのか」、「勉強をしている人と勉強をしない人は進路や将来にどういう違いがあるのか?」具体的に聞くようにしましょう。
自分の中で、勉強をする意味が固まった時にこそ、前向きに勉強に取り組むことができるからです。
今ですと人に聞くのもいいですし、インターネットで有名人が勉強について話しているインタビューも多く見つかるでしょう。
下記の記事も何か気づくきっかけになるかもしれません。

ただし、ここで注意をしたい点ですが、できるだけ自分の気持ちにピタっときたり、自分の背中を押してくれる意見を取り入れるようにしましょう。
精神論だけで「学生は勉強を頑張らないといけない」や、「良い就職のために勉強をする」などの一言では、心のモヤモヤは晴れずモチベーションも湧きません。
勉強をする意味を考えた時に、自分の知らないことがたくさんあるかもしれません。
でも、それは前向きに勉強をするために必要なことなのです。

勉強が辛い時には仲間に助けられる事もある

勉強が辛い時には仲間に助けられる事もある

成績が上がらずにしんどい時にこそ、周囲に頼るのもいいでしょう。

塾に通っている場合には、先生からの応援はもちろんのこと、勉強を頑張っているクラスメートもいますので、話を聞くことで刺激を受けたり励まされることがあります。

塾の先生も、過去に受験で同じように悩んだ経験もあります。

そこで先生が、過去にどんな対策をしたのか聞いてみるのもおもしろいでしょう。
辛い時は、同じ悩みや、同じ目的を持つ仲間がいることが非常に心強く、一人では乗り越えられない壁も皆であれば乗り越えられるという人も多く、塾に通うことのメリットになります。
同じく勉強に取り組む仲間だからこそ、気持ちを理解してもらえるはずです。
辛い気持ちを吐き出せる相手がいるだけでも、気持ちは軽くなるものです。

親子で息抜きをしながら頑張ってみる

親子で息抜きをしながら頑張ってみる

勉強が辛い、しんどいとなった時、親子で一緒に息抜きをしてみるのもいいでしょう。
志望校合格の為に、受験勉強をしていると、「家で漫画を読んだり」、「ゲームをしたり」、「テレビを見る」時間も友人と遊ぶ時間も削られることになりますし、家の中が重い空気になることもあります。

そんな時には息抜きをかねて、親に「どこかに連れて行ってほしい」「何か買ってほしい」とお願いをするのもよいでしょう。

たまには、勉強の事を忘れて、親子で出かけてみたり買い物をすることは良いリフレッシュになります。
部屋の中で黙々と勉強だけをしていると息が詰まりますが、外に出て外の空気を吸うだけでも、自分の好きなものを買うことで、受験生には大きな気分転換になります。
日によって、アスレチックに行ったり、遊園地に行ったり、映画を一緒に見に行ったり好きなことをたまに楽しむことで、親子間の関係もよくなります。
受験では、子供もそうですが、親も気を張っているので、親子一緒に息抜きをするのもオススメです。

受験では、志望校に合格する為には、勉強量と勉強時間が必要となります。
そのためには、もっと頑張らなければと焦ることも多くなり、辛くなることもあるでしょう。
でも受験勉強が、しんどい、辛いと感じることは自然なことだと知りましょう。
しんどい気持ちになるのは、自分だけではありません。
周りを見渡せば、前向きに頑張っているのだろうと感じるかもしれませんが、受験勉強はほとんどの人が悩み、辛いと感じることです。
みんな自分の調子が悪い時は、調子が悪いと人には言えないものです。
受験勉強をする中で、一時的にやる気がなくなることは問題はないでしょう。
たまには、休むことも考えることも必要だからです。
しかし、いつまでもやる気のないままではなく、人に話を聞いたり、リフレッシュをするように心がけましょう。
人に思いを口に出す事によって気持ちが軽くなり、自分の気持ちを理解してくれる人がいると思うとまた頑張る気持ちが湧いてきます。
決して自分は一人でない、友達や仲間も頑張っている、先生や家族も応援してくれていると思えた時に力を発揮できるようになります。
受験勉強こそ、定期的に息抜きをして頑張っていくようにすることが長く頑張るために必要です。

【中部教育ラボ】 監修:名進研

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