受験勉強の休憩は何分おき?効果的なタイミング・過ごし方・おすすめのおやつを解説

勉強の効率を上げるには、休憩の「タイミング」と「過ごし方」が重要です。何分おきに休めばいいのか、休憩中に何をすべきかを知るだけで、同じ勉強時間でも吸収できる量が変わります。
勉強をやった分だけ成績が伸びるのであれば、できるだけ効率よく勉強をして成績をあげたい。と思いますよね!
そして親からすると「子供にはできるだけ効率的に勉強をしてほしい。」と思う人も多いでしょう。
そういった際に勉強内容や勉強方法と同様に大切なのが今回のテーマ【休憩】です。
勉強をやった分だけ成績が伸びるのであれば、できるだけ勉強を長く勉強をすれば良いと思うかもしれません。
しかし人間には集中力が持続できる時間は限られていますし、勉強をすることによって疲れも出ます。
疲れを感じた状態ですとモチベーションが下がったり集中力が下がるなど、勉強の効率が下がるので要注意です。
せっかく勉強を頑張るなら時間に見合った効果が得られた方がよいためダラダラと長時間勉強をするのでなく、できれば時間を短く集中力を切らさずに勉強をして成績を上げたいものです。
そこで今回は勉強に大切な休憩方法や休憩時間を紹介いたします。
休憩の取り方ひとつをとっても効果的に勉強ができるようになる場合もあれば、逆に集中力が落ちる場合もあるのです。
今回は「休憩を取ることのメリット」、「休憩に必要な時間」や「休憩を取るタイミング」、「オススメの休憩方法とそのやり方」についてお伝えします。
成績が良い方や難関校に合格された方には、勉強法と同じくらい休憩する方法を工夫したり休憩時間を重視している人もいます。
この記事で良い休憩方法を知り勉強を効率よく行えるようにしていきましょう。
休憩を取るメリットとは

休憩は「サボり」ではありません。適切な休憩を取ることで脳が回復し、その後の学習効率が大きく上がります。東京大学の実験でも、休憩を挟んだ学習のほうが成績向上幅が高いことが示されています。
人間はロボットではありませんので、同じレベルの学習をし続けることはできません。
それは人間の集中力にはロボットと違い限界があるからです。
個人差はあるものの一般的に人が最も集中力を発揮できるは30分から40分程度までとされ、集中力が鍛えられた人の限界でも90分程度までとされています。
そのため自分が集中力を発揮できる時間を認識することはとても大切です。
※朝日新聞に掲載されていた東京大学 薬学部の池谷裕二教授の実験によると、1時間をまるまる勉強する「60分学習」グループと、休憩を挟んで45分を3回に分けて勉強をする「15分×3(計45分)学習」の勉強グループを比較したところ、翌日の上昇スコアは「15分×3(計45分)学習」の方が高かったとの結果も出ています
小学生や中学生の学校の授業時間は大抵50分に設定されており授業の後に10分程度の休憩をはさむことが多いですが、これは人間の集中力の限界から考えると理にかなっている方法と言えます。
集中力が落ちると勉強の内容なども頭に入ってきにくくなるため、勉強の合間に適度な休憩が必要です。
「成績が良い人」や「難関校に合格する人」は持って生まれたの頭の良さではなく、圧倒的な勉強量に支えられていることが多く成績優秀者の多くは意識して良質な休憩を取ることで、1日10時間の勉強というような膨大な時間でも勉強が可能となっているようです。
人によって集中力が持続できる時間も違うため、まずは15分~30分の勉強ごとに休憩を入れることで自分の集中持続時間を見極めることが必要です。
勉強の休憩は何分おき?最適な時間とタイミング

適切な休憩時間は勉強の内容によって変わります。まず基本のサイクルを確認した上で、自分に合った方法を取り入れてみてください。
勉強する上で適度な時間で休憩を取ることの重要性はわかりましたが、では勉強の合間にどれくらいの休憩を取ればよいのでしょうか。
これは行った勉強の質にもよります。
理解した部分の問題を解くことや通常の授業を受けるような感覚の勉強であれば、15~30分または50分までの勉強で10分程度の休憩をとることで問題ありません。
50分であればほとんど学校の授業スパンと同じですね。
また、難解な数学の問題を解いたり、暗記したことをフルに生かした問題などに取り組んだりした後は脳の疲労度が高いですから、通常よりも長めの休憩を取ることがオススメです。
時間にすれば30分程度にするとよいでしょう。
休憩を取るタイミングですが、通常であれば、集中力を維持しやすいとされている学校の授業時間前後で時間を決めて勉強と休憩を取ることもできます。
ただし、集中力が切れたと自分で判断した時や、眠くなってきたなどのタイミングで短い休憩を取ることも、モチベーションを落とさずに勉強をするには大切なことです。
ポモドーロ法:25分+5分のサイクル
集中力を維持しながら勉強する方法として「ポモドーロ法」が広く知られています。25分の勉強と5分の休憩を1セットとして繰り返し、4セット終えたら30分の長めの休憩を取るというシンプルな方法です。タイマーひとつで実践でき、「あと〇分で休める」という見通しが立つことでモチベーションが維持しやすくなります。50分続けるのが難しいと感じる人や、集中が途切れやすい人に特におすすめです。
休憩のリフレッシュはこれで完璧!
勉強の調子が悪い時、まずは睡眠不足を解消することから。
おすすめの休憩方法6選

勉強疲れには「肉体的疲労」と「精神的疲労」の2種類があります。自分の疲れ方に合った方法を選ぶことで、短い休憩でも効率よく回復できます。以下6つの方法を参考にしてみてください。
① 軽い運動・ストレッチ
勉強の合間の休憩は、その後の勉強の意欲を高めることにつながります。
いくつかの休憩方法から最適な休憩方法を選びましょう。
オススメの休憩方法の一つに挙げられるのは、軽く身体を動かすことです。
勉強している時は大体の人が椅子に座って勉強をしますが、これは血流はあまりよくありません。
そのため30分に一度は立ち上がって身体を動かすことにより血流もよくなり脳に刺激が与えられるため休憩時に良いリフレッシュとなる方法です。
身体を動かすと言っても激しい運動でなくても構いません。
その場で立つ、トイレに行く、準備運動、立ってストレッチ、散歩や軽いランニングなどでも十分に血流がよくなるためオススメです。
② 仮眠・音楽・会話
さらに、仮眠も勉強の合間の休憩として効果的です。
世界ではいわゆる「お昼寝」を取り入れて、仕事の効率化を上げている国がたくさんあり、日本でも「お昼寝効果」に注目する企業が出てきていますので、勉強の合間の休憩方法として活用したいものです。
仮眠をする際は寝たい時間だけ寝るというのではなく、脳を休ませるのに最適な15分程度にとどめておくことが大切です。
仮眠のほかに音楽を聴いたり、誰かと楽しく談笑したりすることも効果が高いとされています。
また、お昼寝時には脳の疲労回復のため、適度な水分や糖分の補給も行うとよいでしょう。
③ おやつ・飲み物でエネルギー補給
脳は思考するほどエネルギー源であるブドウ糖を消費します。特に長時間集中した後は血糖値が下がりやすく、集中力の低下につながります。チョコレートやラムネはブドウ糖が豊富で消化の負担も少なく、手軽に補給できるためおすすめです。飲み物は水や緑茶が基本ですが、眠気を感じているときは少量のコーヒーや緑茶のカフェインも有効です。受験当日の科目の合間にも同様に活用できます。
④ 目を閉じてリラックスする
仮眠を取る時間がないときは、目を閉じて2〜3分静かに過ごすだけでも目の疲れが軽減し、脳をリセットする効果があります。長時間教科書や画面を見続けた後に特に有効です。深呼吸を組み合わせると、より短時間でリフレッシュできます。
休憩中にやってはいけないこと
休憩の取り方を間違えると、疲れが取れないどころか集中力がさらに低下してしまいます。特に以下の2点は多くの受験生が陥りやすい落とし穴です。
スマートフォン・SNSを触らない
スマートフォンで動画やSNSをチェックすることは、脳が情報処理を続けている状態です。そのため「休憩しているつもり」でも脳は全く休んでいません。特にSNSは次々と新しい情報が流れてくるため、脳の疲労が回復しないまま気づけば15分・20分が経過していることもあります。休憩中のスマホ使用は5分以内にとどめるか、できれば機内モードにして通知が来ない環境を作るのが理想です。
休憩を長くとりすぎない
休憩が20分を超えると、勉強モードに戻るのが難しくなります。特にベッドや布団で横になると本格的に眠ってしまい、数時間が経過することもあります。仮眠をする場合は必ず15分でタイマーをセットし、横になる場所も机の椅子やソファ程度にとどめましょう。「少しだけ」が長引くのを防ぐために、休憩前にタイマーをセットする習慣をつけることが大切です。
受験当日の休憩時間の過ごし方
受験当日は科目と科目の合間に休憩時間があります。この時間の使い方が午後の試験の出来を左右することもあります。日頃の勉強から意識して練習しておきましょう。
おすすめのおやつ・飲み物
休憩中の軽食は脳のエネルギー補給として有効ですが、食べすぎると眠気を招くため少量にとどめることが大切です。特におすすめなのはチョコレートとラムネです。どちらもブドウ糖を素早く補給でき、消化の負担が少なく済みます。飲み物は水や緑茶が無難です。カフェインを含む飲み物は普段から飲み慣れたものを選び、試験当日に初めて飲むのは避けてください。体調の変化につながる場合があります。
軽いストレッチと気持ちの切り替え
試験会場では席を立てる場合、軽くストレッチをするだけで血流が改善し、次の科目に向けて頭をリセットできます。前の科目の出来を振り返るよりも、次の科目で使う公式や重要事項を軽く確認する程度に時間を使うと気持ちが切り替わりやすくなります。本番を想定した休憩の取り方を、日頃の勉強サイクルの中で練習しておくことをおすすめします。
人間には集中力を持続し続けられる時間数があります。
それは一般的に15分~30分程度です。
そして長くても90分程度で集中力の限界に達してしまいます。
ですので効率よく勉強するためには、定期的に良質な休憩を取ることがカギになります。
休憩時間は行った勉強にもよりますが、通常であれば10分程度の短めの休憩で大丈夫ですが、集中力を要する問題を解いたりして脳の疲労度が高い場合は30分程度の長めの休憩を取ると、次の勉強時にはリフレッシュして勉強に取り組むことができます。
事前に決めた勉強時間より早めに集中力が切れてしまった時は、無理をせずに休憩を取ることでモチベーションを落とさず次の勉強に備えたほうが良いでしょう。
オススメの休憩方法としては立ったり歩いたりし軽く身体を動かすことが血流をよくし、脳に刺激を与えるので勉強の集中力を高めるのに最適です。
他にも15分程度の仮眠や音楽を聴く、誰かと楽しくお話しするなどもリフレッシュ方法として効果が高いとされています。
休憩中のリフレッシュ方法や時間、やり方を工夫することで集中して効率的に勉強を行うことができるでしょう。
休憩方法についてまとめられているツイートもありました。
【受験の極意614】
勉強疲れには2種類ある。肉体的疲労と精神的疲労。
これら2つを回復させるのが
勉強合間の正しい休憩方法。肉体的疲労回復方法は
①目を閉じる
②運動する
③水を飲む精神的疲労回復方法は
④会話する
⑤好きな音楽を聴く
⑥笑う6つを組み合わせることで効果倍増!
— 海外塾講師ヒラ (@hirastudy) July 20, 2021
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