図書館が勉強場所のメリットは無料、静か、誘惑がないが、デメリットもある


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図書館が勉強場所のメリットは無料、静か、誘惑がないが、デメリットもある

勉強場所として図書館はオススメ?メリットとデメリットは?

どこかで集中して勉強をしたいと考えた際に、場所の候補の一つとして「図書館」が挙げられるのではないでしょうか?
実際に試験やテストが迫っているなど勉強をする時は、自宅よりも図書館を利用するという人もいるほどです。
住んでいる市に図書館は一つ以上あることが多く、場合によっては複数あることもあり気軽に利用ができる公共施設です。
図書館は子供からお年寄りまで幅広い世代の人が利用していますし、最近ではカフェが設置されている図書館などもあります。
本や新聞、絵本や雑誌も置いてありますし、漫画を置いているところもあるようです。
図書館はそういった便利な場所ですが、勉強をするのにはメリットとデメリットがあることを知ったうえで利用するのがよいでしょう。

目次
  1. 図書館のメリットは静かなこと
  2. 図書館までの移動時間はかかるが無料で利用ができる
  3. 図書館では遊びやゲームやテレビ、漫画などの誘惑から遠ざけられる
  4. 図書館は人がいるので気になってしまうという注意点も
  5. 勉強ができない図書館もある

図書館のメリットは静かなこと

勉強のために図書館を利用するメリットには、静かな環境で勉強に集中できるということが挙げられます。
図書館は基本的に本を読むところで、大きな声で話すことを禁止されていることもありお喋りをしている人はあまりいません。
そのためとても静かな環境の中、気が散らず集中して勉強をすることができます。

しかし、人によっては少し雑音があるくらいの方が集中できるという方もいるでしょう。
自宅のリビングやカフェなど生活音などがある方が、勉強に集中できるという人です。
そういった人にとっては、図書館は静かすぎるかもしれません。

逆に図書館のデメリットとしては、図書館では静かにしなければいけないため、声を出して勉強する方法はできないことがあげられます。
例えば英単語を覚える時は声に出した方が覚えやすいですが、図書館で声を出しながら勉強すると周りの迷惑になってしまいます。
また、他の教科でも覚えた知識を声に出してアウトプットするのは、知識を定着させやすい勉強法になります。
そういった勉強ができないのはデメリットといえるでしょう。
また友達と勉強をする際も図書館では大きな声でしゃべることはいけませんので、窮屈に感じるかもしれません。
その他音楽を聴く際も注意が必要です。
静かな環境のため、ボリュームが大きいと音漏れが目立つので注意をしましょう。

図書館までの移動時間はかかるが無料で利用ができる

図書館までの移動時間はかかるが無料で利用ができる

図書館に通うためには、当然ですが図書館までの移動が必要です。
自宅から離れている場合には、その分移動時間がかかってしまいます。
その分の時間がもったいないと感じるかもしれません。
しかし、人によっては図書館まで行くことがリフレッシュして気分転換できるという面もあるようです。
特に受験勉強や試験勉強の際などにはずっと机に向かっているので、中々気分転換ができません。
しかし図書館まで歩いたり、自宅とは違った環境で勉強をすることで気分転換も行えます。
あまり遠いのは考えものですが、15分程度歩いたり自転車に乗ったりするのであればさほど移動時間を気にする必要はないでしょう。

またカフェやファミレス等を利用して勉強する場合には、飲み物や食事を注文しなければいけませんのでお金がかかりますが、図書館は公共施設のため無料で利用ができます。
ただし、飲食が禁止されている図書館も多く、喉が渇いた時などには一旦外に出なければいけないこともあります。

遊びやゲームやテレビ、漫画などの誘惑から遠ざけられる

遊びやゲームやテレビ、漫画などの誘惑から遠ざけられる

自宅よりも図書館の方が勉強がはかどるという人は、ゲームや漫画が置いていないということを理由にすることが多いようです。
自宅だとついついテレビを見たりゲームをしたり、漫画を読んでしまう人も多くいます。
家だと何かと誘惑が多いのですが、周りにそういった物がなければ勉強をするしかありません。
そして結果的に、勉強に集中することができます。

ただし、図書館で勉強するはずだったのに、つい雑誌を読んだり面白そうな本を手にとってしまったという人もいます。
読書好きの人にとって図書館は誘惑が多い環境かもしれません。

図書館は夕方ぐらいまでの開館時間のため、勉強の時間が限られそれ以外は他の場所で勉強する必要があります。
また人気の図書館では席が確保できないこともあるようです。
そういった時には席が空くまで待つか他の場所を利用する必要があります。

図書館は人がいるので気になってしまうという注意点も

図書館で勉強をしようと思っても友達同士で来て騒がしい方もいれば、居眠りをしている人、音楽の音漏れが大きい人もいます。
そのため逆に勉強に集中ができないというケースがあるのも注意点です。
もし近くに気になる人がいたら、勉強の場所を変えるようにしましょう。

勉強ができない図書館もある

このように図書館での勉強のメリット・デメリットを紹介してきましたが、図書館によっては勉強が禁止のところもあります。
図書館は本を貸し出したり読むところだからです。
学習室のみでの勉強に限られる場所や、全く勉強ができないところもありますので、ホームページで調べたり電話で問い合わせたり図書館の人に確認をしましょう。

図書館で勉強するメリットには、静かな環境で勉強に集中しやすいことが挙げられます。
マナーとして静かに利用しなければなりませんので、あまり大声でお喋りするような人はいません。
そのため勉強に集中しやすい環境といえます。
それから図書館を利用するには移動時間もかかりますが、自宅でずっと勉強が続いている際には図書館に行くことが気分転換になる場合もあります。
また自宅だとゲームやスマートフォンでつい遊んでしまったり、漫画を読んだりするという人も多いですが、図書館であればそういった誘惑を遠ざけることができます。
しかしこのように勉強に集中しやすい環境の図書館ですが、勉強に利用できるかどうかは図書館によって変わります。
利用前に図書館での勉強ができるか調べるようにしましょう。
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