子供が知らない内に英語好きに!?小学生、中学生の英語勉強法
2018年の今年から小学5、6年生、2020年から小学生3年生で英語の授業が始まります。
そして私立中学受験、高校受験では必ずと言っていいほど英語科目が必要になります。
しかし、受験における英語というのは英語が話せるようになることとは違い、受験英語ならではの勉強法や対策が必要になってきます。
例えば、英会話であれば省略されるような文法であっても入試ではきっちりとした形で回答しなければなりませんし、日常ではほとんど使わない言い回しなども受験英語では覚える必要があります。
それだけではなく、入試本番時には時間配分や配点なども考えて問題を解けるよう、普段から英語力をあげられるよう勉強に取り組む必要があります。
小学校や中学校の授業だけで英語を勉強していても、受験合格ができる英語を身に着けているのか不安な人も多いと思います。
だからといって「英語を勉強するぞ。」と子供が英語に対してやる気を出すわけでもありません。
そこで今回は、勉強と感じずに気軽に始められる、日常で楽しめる英語学習などを紹介いたします。
最初はお金のかからない方法で、英語に興味を持つところから始めましょう
いきなり英語を勉強しようとしても、受験やテストのためだけに勉強をすると考えると面倒だと感じるかもしれません。
それよりも英語が少しずつでも理解できれば、様々な楽しいことがあると思えば自然とやる気やモチベーションが上がります。
例えば、海外の映画が字幕抜きで見られるかも!
英語の歌詞がわかってもっと感動できるかも!
海外の人と話す・交流ができるかもしれない!
海外旅行をより楽しめるかもしれない!
など勉強をすることによって楽しいことがあると思えば良い勉強のきっかけになるでしょう。
実際に英語に興味を持ってから、英語の映画を見て学習を深めたり、簡単な英語の曲を訳したりして英語を覚えて英語が得意になった方も多くいます。
日々英語に触れ英語に慣れましょう
いきなり英語で勉強となると、何からはじめてよいものか迷います。
そこでスマホアプリ、音楽、TV番組など簡単に英語を楽しめる方法をご紹介致します。
・スマホアプリから英語に慣れる
現在スマートフォンのアプリの中には無料で、ゲームをしている感覚で毎日楽しく勉強ができるものがたくさんあります。
最初に英語の勉強をするには良い、とっつきやすいものを紹介いたします。
「Duolingo(デュオリンゴ)」…世界で一番ダウンロードをされている語学学習アプリです。
英語習いはじめの簡単な内容からクイズ形式の問題で進むのでゲーム感覚で親しみやすく英語に慣れるにはうってつけの方法でしょう。
主に英語の単語を並び替えるのが中心で難易度もそれほど高くなく、間違えた問題は再度正解するまで出題されます。
何日間連続でログインをしているか、どれだけ学習が進んだかもチェックができ、モチベーションを上げる要素が盛りだくさんです。
他にも英単語を覚えるならおすすめの「究極英単語」や「mikan」というアプリもあります。
・洋楽から英語に慣れる
英語の曲から学習をする方法があります。
この方法の利点としては、音楽を聴いて楽しく学べる、メロディを聴くことによって強く印象に残り覚えられる、また歌えば発音も学べる、メリットがあります。
また最近では一曲まるごと和訳をされているウェブサイトのページや、you tubeで曲ごとに取り上げて解説がされているものもあるのでそちらも活用をしましょう。
英語の学習で使われている昔からよく使われている「The BEATLES(ザ・ビートルズ)」というバンドの曲があります。
ザ・ビートルズの曲は、英語の授業ではじめの方に習う単語が歌詞によく入っておりオススメです。
「love me do」「All My Loving」「Yesterday」「In My Life」「Hello goodbye」「Hear comes sun」などの曲は単語数が少なく口ずさみやすく覚えやすいでしょう。
しかしビートルズのことを知らない、曲を聞いたけれど興味が持てないという場合は、自分の知っている洋楽の曲から学習する方がやる気が出るでしょう。
その際はラップや早い曲調ではなく、ミドルテンポ~スローな曲の方がハッキリと発音が聞こえるためオススメです。
有名な曲としては、ブルゾンちえみさんのネタで使われたAustin Mahoneの「Dirty work」、Pharrell Williamsの「Happy」、アナと雪の女王の主題歌の「Let it go」などいかがでしょうか?
どれもレベルが高すぎる曲ではありません。
ただし洋楽から勉強をする方法で注意点としてはいきなり色々な曲を聞いて勉強しようとするのではなく、一曲ずつしっかり聞いて勉強をして覚えてから次の曲を勉強するようにしましょう。
あれもこれも洋楽で勉強をしようとすると、結局英語がしっかり身についてないことが多いためです。
・英語のTV番組から英語に慣れる
英語のTV番組などもオススメです。
教育テレビでは「えいごであそぼ」、「テレビで基礎英語」、「プレキソ英語」「「エイエイGO!」などが有名です。
TVは視覚的にも、聴覚的にも情報が入ってくるので印象に残りやすいため、とっつきやすいと言えるでしょう。
英語学習では最初に様々な学習方法を検討しても良いですが、学習方法が多くあることで勉強をした気になって学習が進まない可能性があります。
この勉強方法が良いと思うものを見つけたら、できるだけ数少ない学習方法で継続をすることをオススメします。
リスニングを効果的に使って英語を覚えよう
リスニングは英語の音声を聞き取り回答をする問題です。
入試本番においてリスニングはそれほど配点の高いジャンルではないので、集中して勉強をする方は少ないかもしれません。
実際に中学生の中には文法や長文は解けるのに、リスニングがほとんどできないという人も珍しくありません。
しかし、リスニングは英語の勉強において大きな効果があります。
というのも、通常の書いて覚える勉強法ですと文字を書く感覚とそれを目で見る感覚、この2つの感覚でしか覚えることができません。
勉強ではより多くの感覚を使うと記憶に残るため、視覚だけでなく聴覚を使ったリスニングを普段から取り入れたいものです。
ここで一点気をつけたいことがあります。
リスニングはネイティブの発音を聴いて慣れておかなければ、リスニングの問題を聞いた際に聞き取れない場合が考えられます。
前述したスマートフォンなどで手軽にリスニングができるアプリやTV番組、you tubeなどでも、その点に注意して聞くようにしましょう。
さらに英語をもっと学びたい際は、ネイティブの先生がいる英語塾に行くことをオススメします。
やはり英語は話すことによってより覚えられますので、英語塾などでは英語を話す機会を増やすことで英語力は高まります。
英語の長文問題への対策
受験において、英語で最も配点が高いのは長文問題です。
ですから、一つの手段として問題の順番を気にせずにまずは長文問題から解くべきだとも言われることもあります。
また、この長文問題は他の設問に比べて特殊で、時事問題について書かれていることがあります。
その為、普段あまり見たこともないような単語が使われることあります。
他にも、若干ラフな文法が用いられることがあるので慣れておかないと混乱してしまう原因になります。
そんな長文問題に適しているのが英字新聞です。
新聞は様々なジャンルの記事があるだけでなく砕けた言い回しも多く使われるので、普段から接するようにしておきましょう。
オススメの英字新聞をご紹介します。
日本で一番歴史のある「The Japan Times ST」
毎日新聞が運営している「Mainich Weekly」
朝日新聞が運営している 週刊英和新聞「Asahi Weekly」
英語を話すためにはひとつでも多くの単語や文法を知るために、普段からあまり苦にならない勉強法で英語と接する時間を増やすことが良いでしょう。
ただし学習でつまずいた時には放って次の段階に進むのでなく、文法や基礎、単語などは教科書などで学習をしなおし理解を深めてから進むようにしましょう。
そして日々英語を楽しみ着実に地道に英語の力を積み上げていきましょう。
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