高校受験の成功のカギは勉強法を確立すること!教科別の勉強法を紹介


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高校受験の成功のカギは勉強法を確立すること!教科別の勉強法を紹介

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高校受験の成功のカギは勉強法を確立すること!教科別の勉強法を紹介

高校受験は誰もが不安を抱えながら挑むものです。特に難関高校を目指している場合は、小学校の段階から高校受験に向けて勉強をする必要があるでしょう。この勉強法を確立しておくことが、高校受験を成功させるカギといえます。親も子供の勉強法を把握しておくことで、いざというときにサポートしやすくなります。この記事では、高校受験を成功させるために必要な勉強法を教科別に紹介します。保護者の方はもちろん、早い段階から勉強法を確立したい場合にも参考にしていただける内容です。

目次

高校受験の勉強前にすべきことは?

高校受験の勉強をただ闇雲に始めるのは、効率良い勉強法とはいえません。受験勉強を始める前にポイントを押さえておくことが大切です。小学生や中学生の早い段階からポイントを押さえておくことで、効率良く受験勉強ができます。ここからは、高校受験の勉強にあたって大切な4つのポイントを紹介します。

  • ・子供の成績を把握する
  • ・志望校を決める
  • ・勉強のスケジュールを立てる
  • ・環境を整える

子供の成績を把握する

高校受験の勉強を効率良く行うためには、子供の成績を把握しておくことが大切です。早いうちから子供のレベルを知っておくことで、段階を踏んだ勉強計画を立てることができます。子供の成績を把握せずにいきなり勉強させようとすると、子供のモチベーションを下げる原因にもなりかねません。

志望校を決める

志望校を早い段階で決めておくことで、合格する可能性が高まります。これは志望校の決定が早いほど、望む高校へ向けての準備期間を長く取ることができるからです。遅くても、中学生になった段階で志望校を決めておくことをおすすめします。目標が明確になることで、子供のモチベーションも向上し、受験勉強にも良い影響を与えるでしょう。

志望校を早く決めるには、小学校の頃から高校受験を意識させておくことも必要です。迅速に行動をすることで、周囲の同級生よりも一歩先を進めます。

勉強のスケジュールを立てる

早い段階で志望校を決めることは大切なことだと紹介しましたが、一方で、受験勉強に対する集中力が続かないといったデメリットもあります。現代ではスマホやゲームなどの誘惑があり、長期間勉強し続けるのは簡単なことではありません。こうした問題を解決するために欠かせないのが、勉強のスケジュールを立てることです。

小学生や中学1年生の段階から、勉強のスケジュールを立てる癖をつけさせるようにしましょう。勉強時間を、科目別に設定するのもおすすめです。例えば、英語4時間や数学5時間など具体的な時間を決めておくことで行動に移しやすくなります。また、初めのうちから長時間の勉強をしようとするのは無理があるでしょう。高校受験に受かるためには、長期間にわたる積み重ねが大切です。1日に詰め込むよりも、1日30分の勉強をコツコツと続ける方が効果的です。その後、勉強に慣れてきた段階で、少しずつ時間を延ばすようにスケジュールを変更していくことをおすすめします。

環境を整える

効果的に勉強をする上で、環境は非常に大切な要素です。例えば、これまでリビングで宿題をしていた場合は、別に勉強部屋を作る必要があるでしょう。また、単に部屋を分けるだけではなく、明るさや温度調整なども配慮する必要があります。さらに、部屋が汚いと勉強に集中できません。勉強をすることを意識して、部屋をきれいな状態に保つことも大切です。

加えて、生活音も受験勉強の妨げになります。そのため、受験勉強をしている間はできるだけ静かに行動するよう心がけましょう。

教科別のおすすめ勉強法

教科別のおすすめ勉強法

高校受験の勉強をするための下準備が整ったら、いよいよ勉強に入ります。高校受験は国語・数学・理科・社会・英語の5科目がメインとなるのが一般的です。効果的な勉強法も一律ではなく、それぞれに合ったものがあります。続いては、教科別のおすすめ勉強法について解説していきます。

  • ・国語
  • ・数学
  • ・理科
  • ・社会
  • ・英語

国語

高校受験における国語は、漢字の書き取り・文法・古文・読解の4種類で構成されるのが一般的です。このうち、漢字の書き取りは書いて覚える他ありません。そのため、ある程度の時間を割く必要があるでしょう。

試験内容の中でも単純な分野のため軽視してしまうことが多いですが、得点を上げるためには落とすことができない分野です。早い段階から勉強を始めておけば、直前になって慌てることもありません。その他、古文や漢文で出題される単語や文法の基礎知識も暗記する必要があります。

国語の中でも、勉強するのが難しい分野が読解です。その他の暗記する分野とは異なり、読解は明確な答えが分かりにくい分、勉強法に悩む子供も少なくありません。読解力は1日で身につくものではなく、繰り返し長文問題を解くことで理解が深まります。ただ、適当に問題を解くだけでは読解力はなかなか身につきにくいため、受験問題の傾向を把握した上で子供に解かせる問題を選ぶことが大切です。

数学

高校受験における数学は、単に暗記するだけでは解くことができません。公式や基礎などは暗記する必要がありますが、それらを使ってどのように解くと答えが導き出せるのかを理解することが大切です。

数学に苦手意識のある子供は、分からない問題に当たると放置してしまうことがあります。数学は間違えた問題を繰り返して解くことで、解き方を把握できるようになります。分からない問題をそのままにせず、親や先生が手助けをして助けてあげることが大切です。解き方を理解できれば次に同じ系統の問題に当たった際に、スムーズに取り組めるようになります。子供が、数学の問題の解き方が分からなくて困っている際には、一緒に解き方を考えてあげるようにしましょう。

理科

理科は、覚えた分だけ点数が取れる教科であるため、理科の勉強法は暗記が一番です。覚える内容が多岐にわたるため、子供にとっては大変ですが、反復して覚えられるよう努力させる必要があります。

小学生や中学生1年といった早い段階から勉強を始めておくことで、覚える時間を多く確保することができます。また、数学と同様に多くの問題に取り組ませること、間違えた問題を放置しないようにさせることも大切です。

社会

社会も理科と同じく、暗記する必要がある科目です。歴史問題や地理など、暗記範囲が非常に広いため、いかに効率良く覚えるかがカギになります。古典的ですが、暗記に語呂合わせを活用するのも効果的な勉強法です。また、反復して暗記することも欠かせません。学校や塾への移動時間でも覚えられるように、単語帳やアプリを駆使して勉強させるのもおすすめです。

英語

高校受験の英語で欠かせないのは、単語と文法です。単語と文法はすべての問題における土台となるため、基礎知識として覚えておくことが非常に大切になります。一見すると大変に思える英語の勉強法ですが、高校入試の範囲はある程度定められているため、パターンを把握しておくと覚えやすくなるでしょう。

昨今は、小学生から英語の授業が始まることもあり、早い段階から英語の対策が可能です。特にリスニングに関しては、ネイティブの発音に慣れてさせておく必要があります。そのためにも、できるだけ早く英語を学ばせることが大切だといえるでしょう。

高校受験を成功させるための勉強法

高校受験を成功させるための勉強法

高校受験を成功させるために、何も考えずにただ勉強をしているだけでは効率良いとはいえません。勉強したとしても、効率が悪い勉強法であれば身につくものは少ないでしょう。子供に早い段階から勉強を始めさせ、かつ効率良く勉強させることができれば、合格にぐっと近づきます。続いては、高校受験を成功させるための勉強法を3つ紹介します。

  • ・基礎問題を取りこぼさない
  • ・毎日の復習を怠らない
  • ・暗記科目以外の教科の勉強時間を増やす

基礎問題を取りこぼさない

高校受験で出題される問題のほとんどは、基礎問題で成り立っています。そのため、基礎問題を取りこぼしてしまうと、合格率は下がってしまうといえるでしょう。一方で、基礎問題さえ押さえておけば、かなりの割合の問題を解くことができます。毎日、受験勉強をしていると基礎問題に飽きてしまいがちです。子供はすぐに応用問題に取りかかろうとしますが、まずは基礎をしっかりと固めることに重点を置くことが大切となります。

また、応用問題も基礎ができていないと解くことが難しいでしょう。子供の高校受験を成功させるためには、小学生や中学1~2年で習うような基礎的な部分が大切だということを、子供に理解させる必要があります。

毎日の復習を怠らない

高校受験では、1点の差が合否を左右します。そのため、できる限り苦手分野を克服しておくことが大切です。克服のカギとして日々の復習は欠かせません。問題集は毎日繰り返して解くことで、スムーズに解答できるようになるからです。反復練習は何事においても大切な要素ですが、ついサボりたくなるものなので、志望校に受かるために必要な行為であることを子供に理解させておきましょう。

暗記科目以外の教科の勉強時間を増やす

理科や社会といった暗記科目は、覚えれば覚えるほど点を取ることができる科目です。一方で、それ以外の科目は点数が上がりにくいのが特徴です。そのため、理科や社会などの暗記科目は、通学中などの空き時間を活用させ、その他の科目に勉強時間を費やさせることが大切だといえるでしょう。

高校受験の直前にやってはいけない勉強法

高校受験を間近に控えている子供がいる場合、受験直前にやってはいけない勉強法についても理解しておくことが大切です。受験直前にやってはいけない勉強法を押さえておくことで、子供が誤った勉強方法で取り組もうとしていた際に止めることができます。ここからは、高校受験の直前にやってはいけない勉強法について紹介します。

新たに問題集を購入する

受験に対する不安が募り、高校受験直前に新しい問題集を購入しようとする子供もいます。ただ、高校受験直前に新しい問題集を購入するのは良い方法とはいええません。新しい問題を解くよりも、これまで解いてきた問題集を解きなおす方が効果的です。子供が高校受験直前に新しい問題集を購入しようとした場合には、本当に必要かどうか確認することをおすすめします。

インプットばかりしてアウトプットをしていない

受験直前まで覚えることに集中して、アウトプットをしていないケースも少なくありません。高校受験を成功させるためには、インプットとアウトプットのバランスが大切です。覚えたことを確認するためにも、問題を実際に解いてみる時間を多く持つことをおすすめします。その際には、先ほどご紹介した新たな問題を解かせるのではなく、今までやってきた問題を解かせるのが良いでしょう。

高校受験の勉強に疲れた際の対処法

勉強に集中していると、体を動かしていないはずなのに疲れがたまってしまうものです。受験に向けてのストレスや眼精疲労、睡眠不足も疲れがたまる原因の1つといえるでしょう。子供の様子を観察しながら、疲れている様子が見られた場合には、対処法を取るように促すことをおすすめします。ここでは、高校受験の勉強に疲れた際の対処法を紹介します。

  • ・別の科目を勉強する
  • ・身体を動かす
  • ・思い切って休む

別の科目を勉強する

反復して勉強をしていると、ついつい同じ科目に集中してしまいます。しかし、あまりに同じことをやり続けていると、飽きるばかりか身体の疲れも引き起こしてしまうものです。違う科目の勉強をはさむことで、気分転換になって新たな集中力を発揮して勉強に取り組めるようになります。

身体を動かす

勉強は同じ体勢で机に向かうため、血流が悪くなってしまうものです。そのため、身体を動かしていなくても疲労物質が体内にたまりやすくなります。肩こりや腰痛にも繋がるため、適度な運動を取り入れることが大切です。その場で伸びをするだけでも効果があるでしょう。また、身体と同じく脳も疲労します。糖分を補給して脳にエネルギーを送ることも大切です。

思い切って休む

勉強を頑張りたいという気持ちがあっても、どうしてもやる気が起きない日もあるものです。モチベーションが下がったまま勉強をしても、効率良く覚えることはできません。また、子供のやる気が起きない場合、ストレス過多になっていることも考えられます。そのような際は思い切って休ませることも大切です。気分転換に子供を誘って出かけてみるのも良いでしょう。

まとめ

高校受験を成功させるためには、小学生や中学生の早い段階で高校受験に向けた勉強法を確立することが大切です。また、一夜漬けではなくコツコツと勉強を積み重ねることで、勉強することが習慣化されていきます。

また、子供により効果的に勉強させるためには、塾を活用することもおすすめです。子供を塾に通わせることで、勉強習慣をより定着させやすくなります。また、塾は勉強で分からないところがあっても、講師に質問ができるので、独学よりも効率良く学習が可能です。おまけに、塾で近い学力を持つ他の子供と共に学べば、モチベーションの向上にも期待が持てます。

「子供に勉強の習慣を身につけさせたい!」「子供の学力を効率良くアップさせたい」と考える保護者の方であれば、名進研の入会を検討してみてはいかがでしょうか。名進研は、名古屋市を中心に、三重県や岐阜県内の難関校合格を目指した指導を展開する学習塾です。特定の学習方法やメソッドにこだわるのではなく、1人ひとりに合った学習方法で授業を展開。学力だけでなく、子供たちの自信や思考力、表現力も養います。名進研では、資料請求の窓口を用意しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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