勉強に疲れた時モチベーションを上げるには、疲れ別の対処法で解決!


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勉強に疲れた時モチベーションを上げるには、疲れ別の対処法で解決!

勉強に疲れた時、疲れ別の対処法でモチベーションを上げよう

勉強をしていると疲れたなぁと感じることはないでしょうか?
誰でも疲れは感じるものですが、避けたいことは疲れが溜まりすぎて動けなくなってしまうことです。
そのため疲れを蓄積をしないように早め早めに解消をしていくようにセルフマネジメントすることが大切ですよね。

しかし、一概に「勉強の疲れ」と言っても様々な疲れの種類があります。
その疲れの「種類別に疲れを解消する方法」を今回ご紹介いたします。

目次
  1. 身体の疲れの取り方
  2. 目の疲れの取り方
  3. 精神的な疲れの取り方

身体の疲れの取り方

一つ目は勉強による身体の疲れですが、座って勉強をしていると「腰や肩が疲れた or 痛む」ということがあります。
勉強時には同じ姿勢が続くことが多く、そのことで血流が悪くなり疲労物質が溜まり疲れを感じるようになり、場合によっては痛みが発生する場合があります。
中には日々の勉強の疲れから肩コリや腰痛になっている方もいらっしゃるかもしれません。
人間の頭の重さは4kg~5kg程あるため、起きている時には頭部を支える首や肩に負担がかかります。
特に勉強に集中すると頭が前かがみの状態になりやすいので、より首や肩に負担がかかります。
そのためまずは疲れがたまりにくいよう、良い姿勢で勉強することが大切です。

姿勢については以前の記事「正しい姿勢は勉強のやる気・成績に影響する!?」を是非ご参考にしてください。

ポイントは血行を良くすること。
首、肩、腰の疲れをほぐすには、ストレッチで伸ばすという事が良いでしょう。
ストレッチと言っても難しい動きや動作は必要ありません。
体育の授業の準備運動で行うような、「手首を回す」、「首を傾けたり軽く回す」、「腰を回転させる」、「肩を上下させる」などの簡単なストレッチでかまいません。
この軽い運動で十分血流がよくなります。
簡単にできるストレッチについては、インターネットや本でも調べることができます。
自分の疲れやすい部位により効果的なストレッチを探すのもいいかもしれません。
※TVでやっていたストレッチを見様見真似でやってみたら、無理をしてしまい、筋繊維をいためてしまったなど、自分がよく知らないストレッチに無理をして挑戦すると逆効果になることがありますので注意しましょう
準備運動程度の内容でしたら問題ないと思いますが、より高度なストレッチをされる場合は必要に応じて専門家の指導を仰ぐことをオススメします。

また疲れがたまる前に体を動かすことも大切です。
例えば勉強の際は同じ姿勢ばかりでするのではなく、たまに姿勢を変えたりどこか体がこったなと思えば早めにその部位を動かすようにしましょう。
30分や1時間おきなど、適度な時間間隔ごとに軽いストレッチや小休憩(10~15程度)をはさむといいでしょう。
またこまめな水分補給も血行改善に効果的です。
また休憩時間などには立ち上がったりして歩けば血流をよくすることができリフレッシュできるでしょう。
トイレに行ったり、友達のところに話に行ったりするだけでもリフレッシュになります。

目の疲れの取り方

目の疲れの取り方

次に勉強で疲れやすいのが目です。
最近はIT化の影響もあり、パソコンやタブレット、スマホなどのディスプレイを見る機会が増えているため目を酷使する機会が増えています。
目の疲れをためないためには、スマホやパソコンのディスプレイを見る際は1時間に10分~15分は休憩をとるようにしましょう。
またブルーライトカットのレンズがついたメガネなどもブルーライトをカットするためオススメです。

目が乾いた、目の奥が重くなったなど目の疲れを感じた際は、目薬を使う、目を閉じる、ホットアイマスクを使う、睡眠をとるなどして疲れをためないようにします。
手軽に目の疲れを取る方法としては目を閉じることをおすすめします。
1時間に1分間目を閉じるだけでも、目の疲れが軽減されることを実感できると思います。

ホットアイマスクは、「使い捨てのタイプ」、「電子レンジで温めて使うタイプ」、「USBケーブルに繋いで温めるタイプ」などがあります。
目の疲れやコリも蓄積されるので、早め早めに目の疲れに対処しておきたいですね。
※目が充血している場合、炎症を悪化させてしまうおそれがあるため温めることは避けましょう

また目の疲れを取るためには熟睡も大切です。
そのため寝る前のスマホやテレビを見ることは控えるようにしたいものです。
「動画などを視聴する」、「ゲームをする」、「テレビを見る」これらの動作はすべてディスプレイを見るためブルーライトによって交感神経が刺激され、「リラックスモードに入らない」「眠気をさそうホルモンメラトニンの分泌が抑制される」との実験報告もあります。
メラトニンの分泌が少ないと「眠りにつくまでの時間がかかる」、「眠りの質そのものが下がって疲れがとれない」などの症状が出ますので注意しましょう。

精神的な疲れの取り方

精神的な疲れの取り方

勉強の疲れとしてもう1つあるのが「精神的な疲れ」です。
「疲れて勉強が嫌になった」、「もう勉強したくない」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

精神的な疲れがある場合は、本人が無理をして勉強をしていることが一因と考えられます。
そのため自分の精神をリフレッシュするために、「何かをしてリフレッシュをする」、「ボーっとする」ことが良いでしょう。
手軽なリフレッシュ方法としては「外に出て散歩をする」ことをオススメします。
外の新鮮な空気を吸うだけで気分が切り替わり、また歩くことで血流がよくなるので体のコリもほぐれるでしょう。
またコンビニに行ったり、好きな音楽を聞いたりすることでも気持ちをリフレッシュさせ切り替えることができます。
ただゲームをしたりマンガを読むなどでリフレッシュを行う際は、長時間遊んで勉強に戻れないことがないようにしましょう。

それでもなかなか気が晴れないといった時には、「思い切って友達と遊ぶ。」、「美味しいものを食べる。」、「観光をする。」などもリフレッシュに繋がるでしょうし「誰か信頼できる人に相談をする」こともオススメです。
勉強の辛さは自分だけと感じてしまうこともあるでしょうが、友達も同じように勉強が辛いと感じているかもしれません。
勉強が大変という気持ちを共感するだけで気が楽になることもあります。
また先生に話せば客観的で前向きな考えを教えてもらえるかもしれません。
受験勉強などで勉強辛い時、どう乗り越えたかはひとそれぞれです。
そのため人に相談をすると思わぬ視点から意見をもらって、元気になることもある可能性もあります。
ただ自分のことを否定しない人を選んで話す方が良いでしょう。

勉強を頑張っていると知らず知らずに身体にも精神的に疲れがたまることがあるでしょう。
疲れをためないために早めに対策をし自分をケアすることが大切です。
せっかく勉強を続けているのにリフレッシュの時間を取ることで休む時間はもったいないと感じるかもしれませんが、自分の疲れをケアする時間こそが継続的に勉強を続けられることにも繋がります。
勉強に疲れたなぁと思った時、今回の記事が少しでも役にたてば幸いです。

【中部教育ラボ】 監修:名進研

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