中学受験をする場合しない場合のそれぞれのメリットとは!?


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中学受験をする場合しない場合のそれぞれのメリットとは!?

シリーズ私立中講座

中学受験するorしない?なぜ私立中学を目指すのかきっかけやメリットは?

東海地区では小学6年生の人数が減少している中、中学入試の総受験者数が1万2千人を超えています。

しかし、なぜあえて受験勉強が必要で、学費も多く負担することになる私立中学を多くの小学生が目指すのでしょうか?
この記事では、なぜ私立中学を目指す子どもが多いのか、私立中学の優れた点やメリットを解説し、目指すきっかけなども紹介します。

目次
  1. なぜ?私立中学を目指すのか?私立中学に行く理由とメリットを紹介
  2. ゆとり教育は終了したが、学力低下はなくなっていない。私立中学で充分な学力を身につけるため。
  3. 私立中学はなぜ人気!?私立と公立では教育、教師、設備はどう違う??
  4. 私立中学は幅広い教育内容や部活を選べる
  5. 私立中学に行くきっかけはなに?
  6. 私立中学を受験するきっかけは、家族、友人の影響が多い

なぜ?私立中学を目指すのか?私立中学に行く理由とメリットを紹介

・ゆとり教育は終了したが、学力低下はなくなっていない。私立中学で充分な学力を身につけるため。

学力低下はもうない!?

国際的学力調査において、日本の順位が下がったニュースが話題となりました。
2000年の15歳児対象の学習到達度調査では、数学リテラシーは日本の順位は1位でしたが、2006年は10位まで後退しました。
この原因と言われているのが、ゆとり教育です。
授業時間の短縮化で、ゆとり前とゆとり教育時には3年間で「1675時間(69日分)」もの差があり、学力低下につながるのも理解できます。
現在では、ゆとり教育は終了しましたが、実はそれでも公立中学では、ゆとり前と現在を比べると3年間で「1014時間(42日分)」も授業時間が減っています。

しかし、学習時間が減少しているなかでも、私立中学は授業時間が公立中学よりも多く、私立中学の滝中学と公立中学を授業時間を比べたところ、、1週間で「15時間」3年間で「450時間」の差があることがわかりました。
なぜ私立中学では授業時間が多いのか、それは難関大学への現役合格を目指すために、高校3年生時点で合格レベルまであげるために授業時間が多く確保されているからなのです。
子どもにはレベルの高い学習を受けてほしいという親の思いや、難関大学に現役合格したいといった子どもが私立中学を目指すのはこういった理由もあげられるでしょう。

・私立中学はなぜ人気!?私立と公立では教育、教師、設備はどう違う??

私立中は全国ニュース!

私立中学を目指す人が多いのは、公立中学と比べて、教師、教育、設備で選ぶ人も多いでしょう。

例えば、私立中学では生徒全員がタブレットを持ち、電子黒板などを使うなどIT機器などが充実しています。
こういった取り組みによって、先進的な授業を受けられるほか、リモート授業にしなくてはならないときでも、生徒全員がタブレットを持っているのであれば対応のスピードも早いというメリットも考えられます。

また私立中学では、温水プールがあるため季節を問わずトレーニングを行えたり、本格的なトレーニングジムをがあるため科学的にも立証された本格的なトレーニングも可能です。

また、私立中学は、中学高校の6年間を通して大学受験を見据えた授業をするため、学校に行って勉強を続けることでそのまま大学受験対策もできるというメリットもあります。
公立中学に行った場合ですと、高校受験に備える必要があり、高校になってからも学校以外で別途大学受験の勉強をしなければなりません。

また私立の中高一貫教育ですと、高校入試がないため、内申点や高校受験を気にすることなく、中学3年間、学習、部活、学校行事に打ち込むことができるというメリットがあります。

・私立中学は幅広い教育内容や部活を選べる

選べる私立、決まっている公立

この記事では、私立中学と公立中学の教育内容と部活の違いについて紹介をしています。
中学3年生時点の学習到達点を比べた時に、公立中学では3年後の公立高校入試に対応できる学力となっており、難関高校の入試に対応できる発展的学力の指導までは行われないため、難関高校に合格するためには塾に通うなどして勉強をしなければなりません。

その公立中学の学習到達点に対して、私立中学では6年後の難関大学の入試にも対応できる学力を身につけていきます。
ですので、私立中学から高校3年生になった時点でそのまま大学受験への準備ができるようになっていることがメリットとして考えられます。

他にも違いとしては、英語の授業では、私立中学は公立中学に比べて1.5倍~2倍近く授業時間が長いことがあげられます。
授業時間が長いばかりでなく、海外の語学研修、国内の英語村での研修なども充実しています。

大まかに私立中学と公立中学の差を紹介しましたが、私立中学は学校ごとによっても大きく特長が違います。
ある学校では、海外へのホームステイがあったり、学校の設備としてプラネタリウムや天文台が設置されている学校もあります。
こういった学校で教育を受けてほしいと、親が子どもに私立中学の魅力を伝え中学受験者数が増えているのかもしれません。

私立中学に行くきっかけはなに?

・私立中学を受験するきっかけは、家族、友人の影響が多い

私立中を目指すきっかけは何?

なぜ子どもが私立中学を目指すのか、きっかけとしては、親が私立中学出身の場合、子どもにも私立中学をすすめるケースも多いほか、先輩や知り合いで憧れの人が私立中学に通っているなども私立中学を目指すきっかけになっています。

他にも昨今では、インターネットに様々な教育、学校情報が溢れています。
その中でも2020年の大学入試改革、週刊誌に掲載される難関大学の合格実績ランキングや、数学オリンピックなど、全国的な学問に関する様々な大会で優勝するなどの情報などを見て、親が子どもに勧めるケースもあります。

また地元の中学校では、少子化のため充分な人数でのクラブ活動ができないため私立中学を目指したり、兄妹の兄が高校受験の際に内申点などで苦労したので、下の子には高校受験で苦労しないように、中学受験合格を目指すこともあります。

なぜ中学受験をする人が増えているのか?私立中学に行くメリットやきっかけを中心に紹介をしました。
当然、私立中学に行くことにもデメリットはあり、費用が高い、小学生の早いうちから塾に通うなど勉強を頑張らなければならないなど。
こういった理由から中学受験をしないという選択もあるでしょう。
しかし、公立中学に比べ、私立中学は大学受験に向けての授業時間が確保されているばかりでなく、教育内容や、設備なども充実していることが魅力として紹介をしました。
子どもの将来を考えた時に、子どもには恵まれた教育を受けて、立派に成長してほしい思う時に、私立中学も一つの選択肢ではあるのではないでしょうか?

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